角川コミックス・エース<br> 幼女戦記(28)

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角川コミックス・エース
幼女戦記(28)

  • ISBN:9784041138946

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内容説明

ルーシー連邦の宣戦布告を受け、首都モスコーへ襲撃を敢行した二〇三大隊。

モスコー侵入さえ危ういのではないかという帝国軍参謀本部の下馬評をいつもの如く覆し、駐留していた多国籍義勇軍を蹂躙。
連合王国の精鋭部隊「円卓」とドレイク家の魔導将校、ウィリアム・ドレイクをも圧倒した彼らの戦果は既に余人の想像を越えたものになっていた。

しかし、ターニャが思い描く
「他国をして帝国の勝利を確信させるような襲撃」
は未だその全貌を見せてはおらず―?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くたくた

30
ああ、なんかデグさん、一周回っちゃったな。の巻。冒頭、ヴィーシャとのイチャイチャの続きコマから眼福ではじまり、何かがぶち切れたままのデグさんはそのままモスコーを蹂躙し映像記録と宣伝が大好きだった某独裁者よろしく、記録映画まで収録。そして、早期終戦を目論んでいた首脳部の思惑を(意図せずに)粉砕。存在Xとの対話を一蹴し、賭け金は自ら、そして部下達、そして育てあげた大隊。ここからどこに向かうのか、一コマ一コマは切ないのに、総体はいけいけドンドン。章間の蘊蓄コラムも相変わらず充実している。2023/08/30

blackstone

25
ルーシー連邦の首都モスコーでの大暴れ(記録映画を撮るあたり、いかにもドイツっぽい。そしてターニャ自身がカメラを持った事で後世に記録が残らなくなったのは歴史のイタズラか)から自軍駐屯地までの帰り道も連勝また連勝。そして祝勝会。サウナシーンはサービスカット!?w 存在Xとの対面は転生以降初じゃない?そしてナゼか画調が手塚治虫っぽく…(田中圭一か!?w) ターニャの眼は表紙だと自然だけど本編(白黒)だと、まるで目が游いでいるかのような…。「西の奇跡」とは、やはりメアリーのこと?ヴィーシャのアカ疑惑、未だ晴れず。2023/08/26

わたー

17
★★★★★軍上層部とデグレチャフ少佐との認識の乖離はさらに進み、指令を拡大解釈した結果、ルーシー連邦首都モスコーへの攻撃を成功させてしまう。更には、帝国を賛美するプロパガンダ映画まで撮影する始末…そりゃあ、存在Xも、もっと話した方がいいよと苦言を呈するよなと納得してしまった。それにしても、同志ロリヤがヤバすぎる。2024/02/03

毎日が日曜日

7
★★★★2023/08/26

らっこ

5
表紙中央に構えるセレブリャコーフ中尉の凛々しさが光ってました。今回は少佐との甘く楽しいやり取りも多く満足しました。モテモテな雰囲気を一顧だにせずご飯食べてるシーンも頼もしいですね。また中央本部との認識の食い違いは激しく、通信内容にずっこけるし存在Xにさえ諭されるなど、面白いけど物語の着地点に不安残るのが困りものです。2023/11/28

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