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内容説明
阿良川一門の次世代を担う二ツ目で行われる四人会の出演権を手にするため前座錬成会に臨んだ朱音。四人会出演には錬成会で1位になることが絶対条件。1位候補の呼び声高い朱音だったが、予期せぬダークホース出現と、敗北を糧に技術を伸ばした彼女の再登場に出演権争いは苛烈を極め――!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐっち
16
まいける兄さんの三択とぶれないあかね。闘争心に火が付いたひかる。一枠をかけた戦いが熱い。2023/12/30
JACK
16
☆ 落語界で知名度が高い阿良川一門。その若手を集めた前座錬成会が開催される。錬成会で一位になれば、阿良川一門の次世代を担う「二ツ目」がしのぎを削る四人会に出場出来る。あかねは今まで多くの師匠や兄弟子から様々な噺を教わってきた。実力伯仲のライバルに勝つため、彼女が錬成会でかける噺とは。突然ハンターXハンターの「念」方式で解説される「仁」と噺の「属性」の解説は笑いそうになりながら読みましたが、結構分かりやすい。長い歴史と深い意味を持つ落語を分かりやすく説明してくれるのはありがたい。オススメ。2023/08/15
sasara
11
一門前座錬成会編。題目は替り目。まだまだ二ツ目は遠い2023/08/21
笠
10
3.5 新刊読了。魁生が出演する注目の二ツ目の四人会への出演権を賭けて、前座錬成会でのオーディション。八正師匠からの平林の伝授は描写無しでスルーなの?残念。念能力の六性図みたいに落語家の属性を表す図が出てきて、結構納得できるパラメータになっていてよく考えられてるなぁと思った。こういうのが出てくると、キャラクター当てはめた数値を見たくなるよな。本編で出てこなければ、キャラブックで公開みたいなパターンもよくあるけど。新キャラも面白そうだし、高良木ひかるのカムバックもいいし、ここからまだまだ面白くなりそう。2023/08/12
さとみん
9
あかねが落語家を目指すきっかけになった破門から、その理由を知るまでが序章だとすると今はまだ第一章。様々な落語家と関わる中で、あかねはこの先どんな落語家を目指すのか。そして「様々な」落語家をどう見せるのか。極端にデフォルメした人物を出さないところに惹かれて読み続けているので、今回のひかるとからしの描き方はとても好き。前巻で先が不安になったが、まだ私がついていける展開でよかった。2023/08/05