内容説明
八機神のひとつ《木龍の操兵》に搭乗し、反法王軍の旗を掲げるクランド軍の副将として教都に攻め上がろうとするガルンとの別れの時が来た。フェンたちはジュレの母親の消息を尋ねて東方西部域へと向かう。だが目指す西部域では、祖国ヒゼキア復興を目論む《土の門》ダロトが、蒼狼鬼ガシュガルとともに公子ダウスを奉じて大国ハグドーンに牙を剥いたことから、今また新たなる動乱の火が燃え上がろうとしていた。大幅な加筆修正を施しておくるシリーズ完全版。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
4
ガルンの見る過去、これって結局現代の生きる者は皆過去からの因縁に縛られてるってことにならないかと思ったりするけど、ほぼ完璧な外面のクリシュナがいよいよストレスを爆発させて仲間は別れ別れに。 クリシュナが一回り大きくなるための試練とはいえ、悲劇が丸見えの展開がもどかしい2012/12/04
クイックラック
2
バラーハを失ったガルン、アビ・ルーパを失ったクリシュナとそれぞれ新機体にパワーアップ。ただその過程は対照的で、プライドの高いクリシュナは鬱屈して離反。あー、そういやそんな話だったねぇ。僧正編のメインとも言えるガシュガル達ヒゼキア再興軍も策謀乱れ飛んでて今読んでも大好きだ。2024/09/22
ミチヲ
1
クリシュナが胸の奥に溜め込んだ感情を、吐露するシーンに共感を覚えました。2012/05/21
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