内容説明
シン国が支配する肥沃なハムル地方奪還を狙って、東方南部連合軍は東アグ河に艦隊を集結させた。フェンの一行は、シン国軍の傭兵に身をやつして輸送船に便乗し、まず中洲にあるネラ砦へと向かう。ついに戦端が開かれ、激烈な砦攻防戦が開始された。弩砲が放つ火箭や巨石をかいくぐり、フェンらは上陸艇を奪って東方への潜入に成功するが、対岸に待ち受けていたのは追討軍だった。東方編、第2弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
12
物語が進み始めたのも嬉しいけど、オマケのなかった話「機神選抜」がお得感たっぷりで良かったですね。2012/10/23
ミチヲ
3
ようやく物語が転がり始めました。青髭ジャラン・ナムってそういう使命を持っていたのね。2012/05/12
クイックラック
1
東方と中原を隔てる大河アグで軍事衝突した東方連合と中原の大国シン。そのおかげで戦の中で密入国するように東方へ潜り込もうとする主人公一行と迎え撃つ教会勢力。そんなこととは無縁にぶつかり合うシンと連合軍。当時もそうだったけど合戦のシーンの臨場感と、聖刻の世界の独特の機械原理がブレンドされて読んでて血が滾るぐらいに面白い。これが無ければ群龍伝シリーズの合戦もリューデスガイズもなかったんよなあ。本編は青髭との出会いとバールさん再登場で以下続刊。いかん、外伝読みたくなってきた。2024/06/26