富士見L文庫<br> 紅霞後宮物語 第零幕 六、追憶の祝歌

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富士見L文庫
紅霞後宮物語 第零幕 六、追憶の祝歌

  • 著者名:雪村花菜【著者】/桐矢隆【イラスト】
  • 価格 ¥682(本体¥620)
  • KADOKAWA(2023/02発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784040748740

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内容説明

将軍となった小玉は、初日から書類仕事に忙殺されていた。信頼できる部下に恵まれ、女性初の将軍となり、しみじみ思うのは「嫁き遅れた」ということ。
 そんな折、小玉と文林、ふたりとも結婚適齢期を過ぎて相手がいなかったら結婚しようか、という話になる。「きっと楽しいわよ」と笑い合ったその時は、文林が皇帝になるなどと、誰も思っていなかった。
 世継ぎとして発表された文林の名前を見て、小玉は驚くが……
「紅霞後宮物語」秘められた前日譚のすべてが、ついに明かされる!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あっか

48
新刊。本編に続き外伝も幕を閉じ、これで本当にシリーズ完結。最後まで読めてスッキリ!本当に本編1巻の前日譚なので、ここまで読むとまた一巡読み直したくなる。笑 大きな展開はなく小玉将軍職就任と文林即位(&約3年の間に文林に子が生まれたりなど)が主題。…が、何より明慧と樹華の結婚裏話が衝撃!も〜〜〜明慧って何でそんなに愛の人なの!?思い出し泣きしてしまう…最後は清喜にめっちゃ笑わせてもらって締め。「こうしちゃいられん!」をこの先何回も思い出して笑えそうwどこに何をしに行ったかはここまで読んだ読者なら知っている笑2023/02/16

はなりん

25
第零幕完結。本編の始まりに繋がった。文林が軍を退役して、皇帝になり小玉に後宮入りを命じるまで。文林と謝月枝の関係性がよくわかって良かった。明慧の結婚にまつわるお話も、明慧の想いも、そして本編でのこの夫婦の小玉との関わりと最期が思い起こされ、なんかしんみりしました。2023/04/30

きょん

14
零幕完結。みんな若いせいか明るくて勢いがあるよね。謝月枝のエピソードが結構好き。2023/05/16

桜花

10
本編と同じく「あんた誰よ?」が多かった本書。残念なのは文林の女装をイラストで見たかった!そして、明慧と樹華の結婚について、そんな事が裏にあったのね。小玉、愛されてるね。これで本当に終わりなのね。ちょっぴりもやもやはしてるけど、きちんと最後まで見届けられて良かったです。2023/10/04

浮草

10
おおぅ、終わっちゃったよ、というかここから本編につながるわけだ。清喜は後宮に入るためにナニをとりに走っていったんだよね、きっと。こうして文林皇帝、小玉皇后になっていったのね、納得。樹華と明慧の出会いも読めたし、満足。やっぱり毎巻でるたびに読み返したくなる。零幕、最初から何周目かわからんけど読み返そうかな…2023/02/17

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