富士見L文庫<br> 紅霞後宮物語 第十一幕

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富士見L文庫
紅霞後宮物語 第十一幕

  • 著者名:雪村花菜【著者】/桐矢隆【イラスト】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • KADOKAWA(2020/06発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784040736792

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内容説明

仙娥の懐妊が分かり、後宮は慌ただしい雰囲気に包まれる。そんな中、紅霞宮は小玉はじめ女官たちも謎の体調不良で療養地に赴くことに。しかし距離が離れている間、確実に小玉と文林の間の溝は深まっていき――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あっか

78
最新刊!えええ…おいおいおい…な展開。仙娥懐妊の真実が最後まで分からなくてずっと気が気じゃなかった…久しぶり過ぎる小玉と文林の会話も、この話の流れどこに辿り着くの…と読み進めるのが怖かった。寛と康のお国事情、廃された皇后、嬉児など視点も世界観も広がってゆき、もう心配事がいっぱい。唯一の癒しの清喜もほぼ出番なし…泣 ていうか全ての諸悪の根源はやっぱり文林な気がして来た。諮られたにしたって護衛とかいないんかいどんな油断!?仙娥は怖いけど思考も行動もある意味後宮においてめちゃくちゃ真っ当な妃嬪ではないかと思う…2020/07/11

はなりん

41
視点がコロコロ変わるのと、隣国の話が結構ガッツリ入ってくるので、わかりにくい。隣国の話はいる?鳳の話とつながるのかもだけど、サラッとでいいような…。小玉の力や存在感が弱まってきて、なんだか寂しい。文林との関係もねぇ、なんだか今更な感じでモヤモヤが残る。現実はこんなものかも…だけど、誰一人幸せになる感じがしない。2021/10/02

よっち

36
仙娥の懐妊が分かり、慌ただしい雰囲気に包まれる後宮。そんな中、文林と小玉の想いはすれ違ったまま、紅霞宮は小玉はじめ女官たちも謎の体調不良で療養地に赴く第十一弾。何だかんだで深い絆で結ばれていたように思っていた小玉と文林のすれ違いは、小玉自身にもいろいろなものを突き付けて、周囲もまたいろいろ思うところがあったりで、挙句に真相がまた何ともあれでしたけど、外から見ていたらまた違ったように見えるのかもですね。思わぬ急展開でまたどうなるか、並行して描かれる康や寛の事情、鵬たち三人の様子も気になるところではあります。2020/06/13

よっしー

33
小玉が後宮を離れた結果、謎の体調不良も回復してそこは一安心です。とはいえ、大元の原因はまだはっきりはしていないですし、周辺諸国もまたゴタゴタを抱えていて…。文林と小玉が話を行い、和解っぽい流れとなったのは良かったのですが、懐妊騒ぎの展開がああも情けない物だったとは…。文林にとったら災難でもありますが、男としては大っぴらに出来ない展開でとありましたよね。そうこうしていたら、まさかの小玉が冷宮送りに…。もう、この話はどこに行くのでしょうか。2024/01/31

mariann

27
美しい表紙に悪役顔の妃がバーン!とあるのでここで全面対決かと思いきや次巻に持ち越し。この巻であっちこっちに置いてきてた様々な小話をまとめておきましょう。という感じ。寛の国はどんな感じで関係してくるんだろう。それに亡命中のその前皇后と鳳。小玉はようやく文林と向き合って話すことができ、やっとこれから…って時にこれですか!窮地に立たされても小玉、全然めげてないし、むしろどうやって悪女をやりこめてやろうかとやる気にみえる。子を作るなら今だと思うけどあの時代の40越えの初産は無理か… 愛が目減りする。なんか刺さった2022/04/04

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