怪と幽 vol.012 2023年1月

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怪と幽 vol.012 2023年1月

  • ISBN:9784041114223

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内容説明

大河ドラマ『鎌倉殿の13人』のヒットで注目を集める「鎌倉」は、古代から平安期まで続いた中央集権の国家体制が、地方軍事政権へ置き換わる中で生み落とされた運命の都――。武士(御家人)を中心としたその社会では、合戦、暗殺、粛清で、多くの血が流れ、様々な悲劇が起こりました。一方で歴史の裏側では、陰陽師や新仏教の宗教家たちが活躍しています。また、明治以降は保養地として名だたる文豪たちに愛されました。六百年を超える年月を経て、怪異と幻想の壮大な集積場となった「鎌倉」を焙り出す特集にできればと考えています。さらに第二特集は有栖川有栖氏の人気シリーズ「濱地健三郎の事件簿」。本シリーズの大ファンだという山崎ハルタ氏と有栖川氏の対談や著名人による熱烈メッセージなどをご紹介します。

※電子化に伴い、一部省略されたページがございます。あらかじめご了承ください。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おか

45
今回の小説は 京極夏彦「了巷説百物語」有栖川有栖「濱地健三郎の事件簿」小野不由美「営繕かるかや怪異譚」山白朝子「ある編集者の偏執的な恋」恒川光太郎「夢卑批孝」新名智「猿怨」澤村伊智「母と」織守きょうや「その家には何もない」ですが 私が今回一番関心を持ったのは「追悼 芳賀日出男の写真家人生 望郷編」の富山の薬売りの写真。昔々小学生の私の家にも富山の薬売りのおじさんが柳行李を背負って来ていた。そして私は四角く膨らむ紙風船を貰って喜んでた(笑)懐かしい思い出。2023/01/10

大臣ぐサン

3
今回は大河ドラマに合わせて鎌倉特集。相変わらず情報量多いな。漫画ページが少ないからか、特に文字ページが多かった気がする。残念ながら小松和彦先生はお休み。芳賀日出男さんお隠れになったんですね。101歳。お悔やみ申し上げます。 こんなおばけの雑誌の存在が許されているうちは日本は大丈夫だと思う。2023/01/04

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