宝塚イズム45 - 特集 柚香・月城・彩風・礼・真風、同期の固い絆

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宝塚イズム45 - 特集 柚香・月城・彩風・礼・真風、同期の固い絆

  • 著者名:薮下哲司/橘涼香
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 青弓社(2022/06発売)
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  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784787274489

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内容説明

いまの宝塚は、同期のつながりを見るともっと面白くなる!

公演を重ねて男役に圧倒的な深みがある92期の宙組・真風涼帆、トップお披露目を終えて次作に臨む93期の雪組・彩風咲奈、演技・歌・ダンスとそれぞれに異彩を放つ95期の花組・柚香光、月組・月城かなと、星組・礼真琴――。

特集では、組の垣根を超えて期(学年)という切り口から、現在の宝塚の魅力やトップ・2番手・3番手の人事動向を読み解く。加えて、OGが同期への思いを語る特別企画も所収する。

小特集では、野口幸作、樫畑亜依子、谷貴矢、竹田悠一郎、指田珠子、栗田優香など、躍動する新進作家たちを取り上げ、その作品世界の個性を照らし出す。新人公演評やOG公演評、作家・上田久美子退団の衝撃をまとめる論考、OGへのロングインタビューと充実の一冊。

目次

特集 柚香・月城・彩風・礼・真風、同期の固い絆
 はじめに 宝塚の同期生、その愛おしくも不思議な輝き 橘 涼香
 真風・鳳月・彩凪「男らしさ」を極めた九十二期のスターたち 大宮高史
 同期生のつながり・九十二期生――「演技力と存在感、そして安心感」 加藤暁子
 大きな波にのまれることなく独自の華を 薮下哲司
 伝説の九十五期の絆が作り上げる舞台 木谷富士子
 同期競演という新たな付加価値の活用を 岩本 拓
 「同期の絆」がきらめく瞬間――九十五期と百期の輝き 増田のぞみ

OGが語る同期への思い 湖月わたる/朝海ひかる/水 夏希/緒月遠麻/沙月愛奈/宇月 颯/芽吹幸奈/鳳 真由/咲希あかね/花陽みく/実咲凜音

小特集 躍動する新進作家たち
 はじめに “宝塚ヌーヴェル・ヴァーグ”の到来 薮下哲司
 まさに百花繚乱!期待の新進作家たち! 橘 涼香
 谷貴矢の演劇ワールドと宝塚との融合 木谷富士子
 「ヒロインの愛」への挑戦――指田作品の「余白」が照らすもの 伊藤 愛
 伝統と革新に自己のこだわりをミックス――野口幸作の舞台に見る手腕 大宮高史

公演評2021・12―22・6
 花組『元禄バロックロック』『The Fascination!』
  歴史を「継承する力」と「裏返す力」――「令和の忠臣蔵」とレビューの伝統を見つめて 伊藤 愛
  会えない時間が愛を育てる――深みを増した花組の結束力と下級生たちの活躍 増田のぞみ
 月組『今夜、ロマンス劇場で』『FULL SWING!』
  ロマンスとスウィングで、心はいつもハッピーエンド 瀧尻浩士
  生徒の技術力に、演出家のセンスが生きた作品 加藤暁子
 雪組『夢介千両みやげ』『Sensational!』
  不穏な時代こそベタな作品が求められるのかもしれない 岩本 拓
  彩風咲奈が示した「穏やかな強さ」――雪組のチーム力とショー演出へのエールを込めて 伊藤 愛
 星組『柳生忍法帖』『モアー・ダンディズム!』
  変化球の芝居と王道のレビュー二本立ての相乗効果 橘 涼香
 星組『めぐり会いは再び next generation――真夜中の依頼人』『Gran Cantante!!』
  人気シリーズ十年ぶりの続篇――新たな鉱脈になるか 薮下哲司
 宙組『NEVER SAY GOODBYE』
  人生の真実を追い続けた男と真風涼帆と私たちの、「いま」の物語 瀧尻浩士
  人は何に命を懸けるのか?――生死を懸けた動乱の時代の群像劇 大宮高史
 対談 近年屈指の充実した作品がそろい、宝塚の勢いが加速! 二〇二一年十一月―二二年五月の外箱公演 薮下哲司/橘 涼香

新人公演評2021・11―22・4
 作品の評判もよく、期待以上だった二年ぶりの新人公演――宝塚大劇場篇 永岡俊哉
 あらためて貴重さを認識する「新人公演」という機会――東京宝塚劇場篇 橘 涼香

OG公演評2021・11―22・5
 コロナ禍の逆風を乗り越えて登場した作品群に宿る宝塚OGの力量――関東篇 橘 涼香
 望海風斗、新たなミュージカルスター誕生の予感――関西篇 薮下哲司

上田久美子退団の衝撃と計り知れない損失 薮下哲司

OGロングインタビュー 実咲凜音――「宝塚」という特別な場所にいられる時間を楽しんでほしい 聞き手/橘 涼香

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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内容なのか、現役OGともに分かる人が増えたからなのか、いつもより読みやすかった印象。コロナ禍でタカラジェンヌとしての限られた時間が公演中止になってしまうのが不憫でならない。だいきほはミュージカル界でも十分やっていけると思う。2022年220冊目。2022/09/05

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