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内容説明
昭和20年2月1日。猛将・菅野直率いる戦闘三〇一飛行隊「新選組」、知将・鴛淵孝率いる戦闘七〇一飛行隊「維新隊」、仁将・林喜重率いる戦闘四〇七飛行隊「天誅組」、そして橋本敏男率いる偵察第四飛行隊「奇兵隊」が集結。帝国海軍大佐・源田実が構想した最強の空の砦がついに完成した。それは同時に米軍との決戦が近いことを意味していた。硫黄島を陥落し日本本土を射程に入れた米軍は、次の攻撃目標を呉に定める。そこはまさに343空の本拠地・松山基地の目と鼻の先だった。戦史に刻まれる大空戦がまもなく始まろうとしていた。
昭和の時代、本土防衛に賭した「第343海軍航空隊」の若きパイロット達。撃墜王・菅野直を筆頭に、彼らの生きた証をその圧倒的な筆致で余すところなく描く!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
馨
32
杉田さん、林隊長、本田稔等有名なパイロットが松山基地に集結。臆病者と評される林隊長も、冷静沈着でかっこいいし、臆病者の軍人なんてかなりの強者だと思います。菅野さんの言動はいちいちかっこいいですね。本当はもっと破天荒で短気なイメージがありますが漫画ではやや落ち着いた隊長のように描かれています。料亭の女将に対する態度はイメージ通りでした。『余裕がないのが戦争だろう』『死と闘って勝つことを臆病と言わせない』などかっこいい言葉も多くあります。菅野大尉生誕100年の日に次巻発売。343の功績を早く読みたい。2021/09/11
Koning
20
3巻。いよいよ駒が揃う。夫々背負った業やら何やらが浮彫りに
毎日が日曜日
4
★★★2021/08/15
なかじーこ
3
一部キャラの髪型や言葉遣いが、戦時中の当時に合わないのが気になる。でも、菅野大尉と杉田兵曹の熱い仲が良い! 史実では、今で言う大学生ぐらいの年齢で亡くなっていると思うと、胸が痛くなります。 もうすぐ終戦記念日ですが、高校生のとき読書感想文のために読んだ課題図書の反戦小説より、平和について考えさせられますね。2021/08/12