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内容説明
昭和20年3月19日。呉やその周辺の軍事基地に襲来する米軍を相手に、一歩も譲らない「剣部隊」こと「第343海軍航空隊」。しかし、物量に勝る米軍は次々と戦力を投入し、剣部隊の本拠地・松山基地上空で奮戦していた戦闘四〇七の林隊長は行方不明に。一方、菅野直大尉率いる戦闘三〇一は呉市上空で米軍を迎撃。最強の戦闘機と言われる紫電改の能力を余すことなく引き出し、米軍を圧倒。だがそんな紫電改にも意外な弱点があった。危険な弱点を抱えたまま、戦闘三〇一は米軍の2次攻撃を受けるのだった。
昭和の時代、本土防衛に賭した「第343海軍航空隊」の若きパイロット達。撃墜王・菅野直を筆頭に、彼らの生きた証をその圧倒的な筆致で余すところなく描く!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
馨
54
343全員かっこよかった。空戦も大迫力。紫電改の弱点、航続力がたった30分なこと、弾丸が少ないこと、こんなハンデを背負いながら愛媛の空を命がけで守ってくれていたのだなぁ。菅野大尉が落花傘で離脱して今治に降り立っていたことは知らなかった。部下が戦死する辛さを味わった菅野大尉と林大尉。林大尉に梅村がかけた言葉『お前の判断で部下は死んだんじゃない。ココは戦場なんだよ』が深い。ついつい343は精鋭部隊で無敵で誰も死なないと思いながら読んでしまうけど、誰がいつ死ぬか、明日は自分かもかわらない戦争だもんな。2022/03/15
毎日が日曜日
4
⭐️⭐️⭐️2022/02/27