ブルーピリオド(10)

個数:1
紙書籍版価格
¥726
  • 電子書籍
  • Reader

ブルーピリオド(10)

  • 著者名:山口つばさ【著】
  • 価格 ¥726(本体¥660)
  • 講談社(2021/05発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065231753

ファイル: /

内容説明

高2で絵を描くことの楽しさに目覚めた矢口八虎の新しい生活が始まった。
新しい仲間たちと受ける講義、課題、講評は厳しく…。凹んでモチベーションすら無くす日々は
八虎を成長させるのか、それとも…。そしてそれは八虎のライバルの世田介にも訪れる。
猫屋敷教授から厳しい指摘を受けた世田介。自信をなくしてほしくない八虎は
世田介くんには才能があるから…と励ますが「才能」と「努力」の考え方の違いでさらに険悪な空気に。
2人の会話を聞いていた鉢呂から客観的な意見を聞いた八虎は自分の視野の狭さを痛感する。
そこで改めて世田介と向き合うため「絵は好きか」と問うが……。
2020年数々の漫画賞を受賞し、2021年TVアニメ化が決定した超話題作のスポ根美術漫画最新刊登場!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

buchipanda3

96
世田介と猫屋敷先生の関係って面白い。最初はハラハラしながら見ていたが、こうも噛み合わないと却って何かしらの突破口にでもなりそう。世田介と八虎の関係も良い意味で刺激し合っている。相手を見て、自分を振り返って気付くこともある。絵を描く意味に苦しむ二人だが、遠慮がちなやり取りを取っ払ったら、互いにひと皮むけたのでは。自分が感じたものを大事にして良い、好きなものを好きと言って良い、当たり前のようで案外これが素直に出来ない。ビビりだから。分かるだけに八虎が講評後に感じたトンネルを抜け出したような清々しさに共感した。2021/05/28

kei-zu

60
久しぶりの新刊。ゆっくりと読む。もったいないのもあるが、内容が濃すぎて。絵心のない私までが内容に入れ込んで、錯乱して妻に宣言。 【読んでいる最中】「俺、美大は無理。あきらめるよ(泣きそう)」 【読了後】「やっぱり俺、絵を続けてみるよ(キリッ)」 妻は「あんた、絵なんか描かないじゃない」と呆れ顔。2021/08/14

くりり

31
世田介くんの内面の暗さは本物(笑) 2021/08/14

ヒマワリ

22
良かった!2人とも!八虎は広い世界で何で絵?と自問自答。よたすけくんは狭すぎる世界で才能を拗らせ。正反対だけど、2人とも自分がよくわからなくて、誰かと会話できたのは絵を通してが初めてだった。アートはコミュニケーション。この漫画の大きなテーマなのかな。他の人と話すと自分の認識は変化する。まずは『自分』がしっかりないと周りの人とコミュニケーションとれないのは、アート以外でも同じか。内容濃くていいシーンがいっぱい、「自分が感じたことを大事にしてもいい、否定しなくていい」暖かい巻だった!2021/06/03

耳クソ

22
神懸かっている。この巻を読むためにこの作品を辿ってきたようにすら思える興奮を全ページから覚える。シリーズものを読むにあたって、読者としてはこれほど幸福なことはない。2021/05/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17782728
  • ご注意事項