ブルーピリオド(9)

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ブルーピリオド(9)

  • 著者名:山口つばさ【著】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 講談社(2021/01発売)
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  • ISBN:9784065219942

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内容説明

東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻。高2で絵を描くことの楽しさに目覚めた矢口八虎(やぐちやとら)の新しい生活が始まった。新しく出会った仲間たちと受ける講義、課題、講評は……厳しい。つらみ。「受験絵画」が終わっても今度は「美大絵画」の壁が八虎を悩ませる。「それ絵画でやる意味ある?」 凹んでモチベーションすら無くす日々は八虎を成長させるのか、それとも……。くせ者ぞろいの講師、教授陣に振り回され、八虎苦悩の藝大1年生時代は続き、そして盛夏、藝大祭名物・「神輿(みこし)」製作が始まる。自分の悩みで手一杯の八虎にとって、初めての「チームプレイ」は救いとなるか!
マンガ大賞、講談社漫画賞と2冠の超話題の美大受験漫画「藝大編」、早くも最新刊登場!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

buchipanda3

88
今回は世田介と猫屋敷先生の話。二人とも本音をあまり見せないキャラ。猫屋敷先生が世田介に声を掛けた時の表情にゾクリと。あのセリフの意図を考えてしまう。「私の全部をギブしないと」っていう言葉も、彼女は持ってるもの全部を使って戦ってるから言えるということなのか。それだけ自作品への覚悟が半端ないと思えた。八虎は世田介を見て自分の才能の限界を知ってしまうのではと恐れていた。そこからのぎこちない褒め言葉は世田介を不快にさせるだけ。相手のことを何も考えていなかったと気付いた八虎。世田介との関係はどうなるのか。2021/01/22

くりり

44
本来の目的が分からないまま淡々とこなしてしまう。努力、才能、焦燥感...「芸術は◯◯だ!」って言い切れない。また国立西洋美術館行きたいなぁ...2021/02/25

まろんぱぱ♪ 

36
祭りの後の脱力と喧噪。きねみちゃんご苦労さま♪ベラスケスの話、興味深く読みました。次はフレスコか,色々やるんだなあ(笑)2024/08/18

アナクマ

18
藝祭後半からベラスケス展、フレスコとモザイク制作、そして1年生最後の課題へ。◉なぜ「絵画」か。ほかの表現では? 世田介は絵が好きなの? 悩みは尽きないが、それぞれちょっとずつ内面を掘り下げてゆく群像。個人的には、読んでいてときどき話者と場面を見失うのだけど、それはこちらの読解力のせいと思っとく。主人公の独白/内省が入り乱れるから?◉猫屋敷「だって私の全部をギブしないと、みんな私の作品みないもん」元老院みたいな教授会は、ツワモノ感のあるゾクゾクする雰囲気。面白いけどしんどい、でもその先にしか無い何かが在る。2021/09/05

chie-don

17
藝大1年生の八虎。才能と努力─うーん、永遠のテーマだよね。集団の中に埋もれちゃうのはつらい。私自身は芸術に対する感性、あらまほしけれ~2021/02/18

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