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内容説明
昭和26年、京都。二百年続く料亭・桑乃木の長女いち日(34歳)は、夫を戦争で亡くし、調理師としてホテルに勤めていた。
「桑乃木」は経営破たん寸前で、資金を提供してもらうため、大阪の有力者の家の三男・周(19歳)を婿として迎えることに。15歳も年下の婿を迎えることになったいち日と、桑乃木を立て直そうとする大学生の周。
二人は仕事のパートナーとして、少しずつ信頼しあっていき、そして夫婦として、男女としても、ゆっくりと近づいていく――。
ー6巻のあらすじ―
桑乃木に出戻った、いち日の妹・ふた葉の夫婦。夫の慎太郎に料理人としての自信を取り戻させるため、そして彼が桑乃木に必要な人材だと伯母に証明するため、いち日は慎太郎とともに新聞社主催の料理コンテストに挑戦する。思いがけないトラブルにも見舞われ、ピンチに陥るが――。
そんな中、いち日と周の夫婦仲もゆっくりと近づいていく。自分の気持ちがいち日に向いていることに気付き始めた周だが、いち日には届きそうでなかなか届かず…。
そして桑乃木を訪れたある人物が、二人の心をかき乱す! 波乱の第6巻!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
霧凛
8
いち日のお姉さん具合が半端なくて、周さんが不憫になってくる。もどかしいけど、それもまた面白い…!周さん頑張って!2021/03/18
せの
6
くそっ…すれ違いまくりやがってもどかしい…!!いつ日ちゃんが周の恋心を無碍にしてるのがひどくて悲しい。恋愛話しんどい、ていつ日が言ってるのはめっちゃわかる。げんに二人がすれ違いまくってるもどかしさをもう楽しめなくなっている……はよ想いを伝えあってくれ……アラフォーにはこの長丁場はもうしんどい……2021/05/01
花桃
6
年下の夫かぁ・・・。やっぱりどこか遠慮してしまうかも知れない。でも、優秀賞、おめでとうございます!最後のページのお義兄さんの視線、怖かった!!!2021/04/06
みみほん。
6
二人の距離が縮まっていく~。いい雰囲気になってきました。続きが楽しみ♪2021/03/16
かなっち
4
周はドンドンいち日に惚れていってる感じだけど、いち日さんは鈍感なのか前の旦那さんが忘れられないのか、周の想いが全く通じてないのが気の毒ですね。お店の方は妹夫婦が帰ってきたり、コンテストで優秀賞を貰ったり、順調なようで安心してます。みちや君の家族との対面では少し切なくなりましたが、その分いち日さん達には大事にされてるので問題なしですね。それにしても、コンテストで戸川さんを負かしたのには、大変スッキリしました。2021/04/25