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内容説明
昭和26年、京都。二百年続く料亭・桑乃木の長女いち日(34歳)は、夫を戦争で亡くし、調理師としてホテルに勤めていた。
「桑乃木」は経営破たん寸前で、資金を提供してもらうため、大阪の有力者の家の三男・周(19歳)を婿として迎えることに。15歳も年下の婿を迎えることになったいち日と、桑乃木を立て直そうとする大学生の周。
二人は仕事のパートナーとして、少しずつ信頼しあっていき、そして夫婦として、男女としても、ゆっくりと近づいていく――。
ー7巻のあらすじ―
大阪から周を頼って「家出」してきた鈴音。兄・縁の妻である彼女は、周のかつての想い人。それを知りながら、鈴音を「桑の木」に迎え入れたいち日。それぞれの想いが交錯する中、鈴音を追ってあの男が「桑の木」を訪れて――!?
そんな波乱の最中でも、確実に縮まっていくいち日と周の距離。
2人から目が離せない、心臓高鳴る第7巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みどり
9
他の方も書いていらっしゃいますが、ホント朝ドラみたい!未来と才能のある夫を、相手のために手放そうとする妻と、妻が心底欲しくなってしまった夫。周さんが「夫婦」としての自分たちを強調して、守っていこうとするのが良い。お料理も相変わらず美味しそうだし、言葉がちゃんと方言なのが最高なんですよね。さて次男坊が戻ってきてまたひと波乱……か?/みちやくん超かわいい。2021/11/04
サルビア
5
鈴音は周が山口の家にいてくれると思ったから結婚したのだと周に言う。以前は鈴音に思いを寄せていた周だったが、一緒に暮らすうちにいちかに心が傾いていく。そんな周の気持ちに気づかず、周を桑の木から解放してあげたいと思ういちかだった。2024/08/25
かなっち
4
相変わらず鈴音ちゃんの旦那様が強烈で、思わず引いちゃう第7巻です。今の時代だったら即離婚だろうけど、この時代はそれも叶わずに大変だっただろうと察します。そして、頼りにしていた義弟が、自分を想ってくれてたと知ったら…!?当の義弟君はいち日さんに夢中のようなので安心してますが、それでも2人で(子供たちは一緒ですが)出掛けられると心穏やかではいられませんね(読者が)。いち日さんの方は、15歳年下の旦那さんにまだまだ本気になれなさそうですが…。続く。2022/07/19
アキナ
4
口を吸われたんですね~~~~(この表現なんだか恥ずかしい)お互いに年の差を気にして遠慮しているのと、初対面の時のお互いに好きな人がいる発言をずっと引きずってるから進展のしなさがもどかしくてとっても良い。2021/10/24
花桃
4
いつになったらお互いの気持ちが通じるのか・・・。とにかくいち日がものすごく天然なので手強いかも・・・。みっちゃんがすくすく真っ直ぐに育っていて嬉しいです。しかし、いち日の『口吸い』って・・・(笑)2021/10/22