ながたんと青とーいちかの料理帖-(3)

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ながたんと青とーいちかの料理帖-(3)

  • 著者名:磯谷友紀【著】
  • 価格 ¥594(本体¥540)
  • 講談社(2019/07発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065162538

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内容説明

昭和26年、京都。二百年続く料亭・桑乃木の長女いち日(34歳)は、夫を戦争で亡くし、調理師としてホテルに勤めていた。
「桑乃木」は経営破たん寸前で、資金を提供してもらうため、大阪の有力者の家の三男・周(19歳)を婿として迎えることに。15歳も年下の婿を迎えることになったいち日と、桑乃木を立て直そうとする大学生の周。
二人は仕事のパートナーとして、少しずつ信頼しあっていき、そして夫婦として、男女としても、ゆっくりと近づいていく――。

―3巻のあらすじ―
料理長・戸川が他の店に移るために辞めてしまい、料理人を失った桑乃木。周に促され、また、恩人であるホテルのシェフ・田嶋にも背中を押され、いち日は桑乃木の料理長になることを決心した。
しかし客足は遠のき、「新生・桑乃木」の滑り出しは順調とは程遠いものだった。
初仕事となる、常連の家での出張料理では、戸川の料理を期待していた客を満足させることができず、実力不足に落ち込むいち日。
そんな中で、いち日と周の二人が立てた、起死回生の計画とは――?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

penguin-blue

35
今の朝ドラじゃないけれど、「不器用だけれど思いあうカップル」は永遠に好まれるテーマなんだな、と実感する。勤めていたホテルを辞めて実家の料亭に本気で向き合い、出張料理に挑むものの去って行った前の料理長を超えられず悩むいちか。思いがけず商才を発揮したのに、実家に対する警戒心から養子を迎えられちゃう周。そんな中で気持ちが近づいて行ったり気になる恋敵だったりと、まあある意味王道で、そきにどっぷりひたる。大人の思惑をよそに、養子くんが健気で可愛らしく、二人の心を近づけていくのもまた王道。2021/11/24

どあら

32
無料試し読みにて読了。前任の料理長、腕は少しずつ落ちてたかもしれないけど彼の味が好きだった人もそりゃあいるよね😓 いち日の誕生日に!?と思ったらダメダメでしたね…。おばさんは約束は守る女だけど、無責任な女でもあるわね❗2024/02/18

フキノトウ

19
いろいろ展開した巻。いち日と周の距離が、近づきそうで近づかない絶妙。養子のみちや君登場。いい子。目を輝かせてコロッケを食べる姿が可愛らしい。2020/10/19

フキノトウ

12
再読。いつも気づいたら読み返してます。養子のみちや君、いち日の料理を目の色変えて食べる姿がかわいい。2021/06/12

ゆり

12
客にきつい言葉をかけられ落ち込むいち日さんでしたが旦那さんが本気で怒ってくれたので大分救われました。ふたりで嵐山やホテルのごはんを食べに行ったり昔話をしたりまた少し距離が縮んだかな?ランチ会のごはんが楽しそう。現代から見ても斬新なカナッペ!と思えば養子さんが突然登場。コロッケをぱくぱく食べる姿は無邪気でいいこだな。2019/08/18

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