時代小説文庫<br> 母子草 立場茶屋おりき

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時代小説文庫
母子草 立場茶屋おりき

  • ISBN:9784758435826

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内容説明

父親の時蔵に置き去りにされた芳樹が、「立場茶屋おりき」で暮らしはじめて、ひと月あまり。皆とすっかりなじんだ矢先、ばくちに手を出して江戸追放と決まった時蔵が、芳樹を迎えにやって来た。おりきは、二人の門出に、心尽くしの祝い膳を用意したが……。(「母子草」より)。表題作他「斑猫」「藤の雨」「蛇苺」の全四話を収録。苦難にあっても、皆で力を合わせて懸命に生きる人びとの、涙と笑いと意地と誇りを描き切る、書き下ろしシリーズ、第八弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

63
立場茶屋おりき「母子草」8巻。立場茶屋おりき家族、去っていく人、来る人おりきを慕う、人涙あり笑いあり、おりきの凛とした姿良いな~。四季折々の花と数々の心のこもった料理目には見えないが文字が十分語ってくれています。2014/04/24

Smileえっちゃん

47
立場茶屋おりき、シリーズ第八弾。表題の゙母子草他、班猫、藤の雨、蛇苺の゙4話からなる短編集。苦難があっても力を合わせ、懸命に生きる人々の゙姿が描かれていて読みやすかったです。シリーズ他も゙読みたいです。2024/06/02

Walhalla

44
『立場茶屋おりき』シリーズの8作目です。日本の四季を彩る様々な草花が、物語を美しく飾り付けてくれていますね。 そして、大量のたまごを消費するのに試行錯誤する様子もまた、微笑ましいです。ですが、お祝い事があったかと思うと、またまた災害に見舞われたりと、なかなか落ち着きません。『火事と喧嘩は江戸の華』などと言われますが、もう少し穏やかな暮らしが続けばいいですね。次作も楽しみです。2020/06/09

優希

38
次々と事件が起こるおりき。それぞれの人生に寄り添っているのですね。皆で力を合わせて懸命に生きる人々に魅力を感じます。2023/04/25

はにこ

32
来るもの拒まずなおりきだが、今回は去る者も。非人の仕組みについてあまり知らなかったけど、可哀想なことをしたね。鉄平は優しすぎるからちょっと心配ね。おいねちゃん、意地悪な子供になってきちゃったね。。今後が心配だわー。結果、お吉ちゃんには将来が約束された感じでオーライではあったけど。。今回は地震もあったけど、おりきに被害が無くて何より!2021/05/25

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