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内容説明
話題騒然の中学受験ストーリー!
「子どもの人生はその子のもんだ。
親のもんでも俺たちのでもない」
家庭の事情で中学受験断念を決めた島津家。
「3年間も積み重ねてきた本人に諦める気はない。
彼を“船”に乗せたのはあなた方だ。」
黒木の言葉の真意は?
奨学金制度狙いで確実に
中堅校の特待をおさえる戦略、
上位校を目指している生徒は
記述対策ができているので国公立も視野に――?
桜花を辞め勉強から離れた島津君の本心は?
そして彼の受験継続のため
黒木が提示する衝撃の秘策とは――?
ゆれる黒木の心。白柳の叱咤の言葉とは。
中学受験の隠された裏側、合格への戦略を
圧倒的なリアリティーでえぐりだす話題作、第9集!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
33
島津家のメルトダウンにギョッとし、急いで手に取りました。ついに黒木の「生徒を潰した過去」エピソードが出てきます。うちの娘は都立受験の準備中なので、このマンガで初めてここで登場し、先生のおっしゃるように全く違うシステムなんだなあ…と面白く読みました。夫が珍しく私より早く読み進めています。2023/05/19
夜花YOKA@黒歴史語ることに、、、、、
25
深海魚メンタルかー2023/08/02
けいこ
25
黒木先生の過去が明らかに。以前は黒木先生の過去はどうでもいいと感想に書いたけれど、ここに来てそれが核となるとは。私も入った所で深海魚になったら、、とか、公立一貫もいいなぁとか、ほんと同じ事を最近よく考える。でもその前に、親はなぜ中学受験させるのか、どんな大人になって欲しいのかをあらためて考えなければ。とは言え、実際にはもう引き返せない現実。『どんなに温厚で冷静な方でも、必ず親御さんのメンタルに3回のクライシスが来ます!』って、確かに10、11月から辛いんだった。でもあと数ヶ月。みんな頑張れ。2020/08/09
りらこ
24
スーッと涙が。まさにご家庭の狂気があり、その頑張りと引っ張りと、子どもの心バランスが取れていれば結果と向き合うことができる。子どもは親の作品であると考え、我が物だと舐めていると、そうではないことに薄々気付きながら気づかぬフリをして、子どもを潰していく。親が問題というのは本当に多い。そこをやんわりとうまく指摘しつつ子どものストレスを溜めさせずに、知的好奇心を刺激し続けるスキルを塾講師は求められる。想像力と共感力。子どもたちの成長物語ではない。もはや主人公、黒木、そして読んでいる親たちの成長物語だ。2020/08/08
Sayaka
12
Kindle。あっという間に読了。前半島津くん、後半黒木先生の過去がメインの話だった。島津くん頑張って欲しいな。それにしても塾講師も大変だなぁ。私も感情をコントロール出来るようにしとかなあかんな~、と思った。2020/08/19