ビッグコミックス 二月の勝者 ー絶対合格の教室ー（５）

著者名：高瀬志帆【著】

小学館（2019/06発売）

• ISBN：9784098603114

内容説明

NHKほか各メディアで話題の大注目作！

生徒を第一志望校に絶対合格させる最強最悪の塾講師・黒木蔵人！

最上位クラスΩへの特昇をかけた選抜テストがついに実施決定！
発表された昇格する生徒の名前は！？　　
そしてこの結果を導いた要因とは？

日に日に張りつめる生徒たち、自習室で生徒同士のトラブル発生…！

各校舎の生徒が一堂に会する夏合宿。
全桜花生のトップはどんな生徒！？

志望校選びで親の作戦が試される
“併願パターン”は責任重大…！

“普通の小学生”の生活ってなんだろう？
「その生徒がいかに幼く、勉強に向いていないからといって“塾に通わない理由”にはならない」
「君たちこの先の人生ずっと、点数つけられて生きてくんだよ」
それぞれの想いを胸に奮闘する塾講師たち。

受験本番まで残り6か月を切り…
「“6か月もある”と思っていても、“6か月しかない”と思っていても、無限に今の日々が続くわけではないのです…！」

この夏、子どもたちは「受験生」になっていく。

今もっとも熱い中学受験の隠された裏側、合格への戦略を圧倒的なリアリティーでえぐりだす衝撃の問題作第5集！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[たまきら]

こまった石田くん（あっ、三成…）がなぜ入塾したかの話が辛いです。同時に地元のシングルマザー家庭の息子さんも全く同じ理由で三年生ぐらいからフルで塾に入っているなあ…と思いました。8月の合宿の話は面白かったです。「ねえ神様、やんなっちゃうね。」の見開きは誰もが人生のあるときに一度は感じている事な気がしました。あっ、織田来た！

2023/05/14

[みっこ]

【1巻〜5巻】電子書籍で大人買いしたこちらを再読中。親はスポンサー、子供は金脈、下位クラスはお客様。なかなかの衝撃。でもすごく面白い！私も『小学生からガリガリ勉強することないんじゃない？』と思っていたけど、このシリーズ読んで見方が変わった。東京在住だし、中学受験するかしないかではなく、中学受験と高校受験どちらをするか？で考えた方がいいのかも。『クラスで一番足が速い子を褒めるテンションで、一番頭がいい子も褒めてくれればいいのに』本当、そうだよね。

2021/01/16

[Tomoichi]

頭の良い子が必死で勉強するんやからそら賢くなるね。でも勉強って一生続くんだよねー。。。

2020/04/21

[まゆにゃ]

夏休み合宿編。ぽややん王羅くんの幼さ加減が何とは言わんけどダブって泣ける。でもまぁ小学生ってこんな子もそれなりにいるんだよな。フェニックスは合宿がない。へえ。となると、トータルではあまり変わらないのかも。さておき、合宿の利点ばかり取り上げられてたけど、子どもによってはお遊び修学旅行気分で浮つくし、無駄に体力使うし、「下がまだこんなにいるじゃん」と変な安心になるし良くなかったというのが個人的感想。その間校舎は休みになるから、行かせるしかないんだけど。

2019/06/19

[みやび@夜649]

今時の小学生男子事情が厳しい…やはり金か。自分も経済的余裕があれば子供たち私立中高一貫校入れたかったので、この本読んで実感が増す。親に受験促されて塾も行ける幸せってのは当人にはまだ分からないんだろうなぁ。加藤くんの追い上げがすごい、この先が楽しみだ。

2021/02/28