なぜ？シンガポールは成功し続けることができるのか

著者名：峯山政宏【著】

彩図社（2020/03発売）

• ISBN：9784801302785

内容説明

約50年前、東南アジアに１つの国が誕生した。マレーシアから分離独立した“シンガポール”である。だが、シンガポールは、自ら望んでその独立を果たした訳ではない。資源も、産業も、軍事力も、人材も、土地も、何もないシンガポールは、マレーシアから追放される形で、無理やり独立させられてしまったのだ。
東京23区よりも少し広い程度のこの小国の前途は、余りにも多難に見えた。だが、みなさんもご存知のとおり、現在のシンガポールは、1人当たりのＧＤＰではとっくに日本を抜き、世界でも有数の富裕国となっている。
シンガポールはいかにして、この奇跡とも言える発展をなし遂げたのか。シンガポール在住７年目の著者が、シンガポールのカラクリを解き明かす。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[James Hayashi]

以前wazaarという会社を経営されていたようだが、現在は不明の著者。シンガポールの専門家でなく数年滞在された経験をもとに書かれた書。しかし成功の要因や、引用がわかりやすく個人的には丸。/水不足でニューウォーター(下水の再利用)を飲料水として使う。観光場所は少ないが、2015年以前は日本よりシンガポールのビジターの方が多かった。リークアンユーと緒方洪庵。人材の大切さはどの国も同じだろうが、シンガポールはノーベル賞受賞者など求めておらず、あくまでGNPに貢献する人材育成など小さな国でありながら存在感のある国

2020/02/05

[junkoda]

他国について知るのは簡単ではなく、書くのほうも大変だと思うのでありがたい。文章がうまくどんどん読める。

2022/01/16

[goi]

引用文献が幅広く、想像以上に中身の濃い本でした。独立当時のマーライオン開発秘話など、苦労話もひしひしと伝わる。PSLEは人生の天王山、才能があると認められない労働者は妊娠も許されない、ベビーボーナス64万円、このあたりが印象的。

2020/04/01

[Yoshi]

@シンガポール

2018/11/30

[ばんぶー]

なぜ？シンガポールは成功し続けることができるのか

2025/02/15