講談社文庫<br> うちの旦那が甘ちゃんで6

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講談社文庫
うちの旦那が甘ちゃんで6

  • 著者名:神楽坂淳【著】
  • 価格 ¥671(本体¥610)
  • 講談社(2019/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065181034

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内容説明

女を騙して金を巻き上げる悪党「色悪」。沙耶が「男に騙されやすい女」に見せる訓練をして、囮捜査で犯人たちを捕らえたものの、黒幕の松五郎まではいきつけなかった。その後こんどは、色悪になる方法を教える「色悪講」なるものまでできたらしい。奉行の命令で月也は商家のボンボンに扮し、色悪講に入ることになった。そして、本気で沙耶を口説きだした。二人の間にはいったい何が起こったのか!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やま

126
うちの旦那が甘ちゃんで6作目 2019.12発行。字の大きさは…小。盗賊と説教、狐と赤猫の短編2話。 女を騙す悪党「色悪」。囮捜査で沙耶が犯人たちを捕らえたが、黒幕まではいきつけなかった。その後、色悪になる方法を教える「色悪講」まで出くる、奉行の命令で月也は商家のボンボンに扮し、色悪講に入り黒幕・喜助を誘い出す。喜助が、美貌の牡丹(おかま)を口説くが…。 なお、今回は、なかの良い同心とその小者夫婦の物語になったっています。沙耶と月也の掛け合いが、おとなしくなっています。まことに残念です。2020/01/27

nemuro

61
最新刊の第10巻を買い、しばしの休憩中を思い出し再開。収録は「盗賊と説教」と「狐と赤猫」。いつものようにほっこりした気分にてサクサクと読了。帯の裏面に「夫婦同心の快進撃が止まらない。これが新しい時代小説!」とあった。時代小説にはあまり縁がなく辛うじて藤沢周平、池波正太郎を数冊と髙田郁の<みをつくし料理帖>シリーズ、坂井希久子の<居酒屋ぜんや>シリーズくらいな私だが、たしかに少し違った雰囲気なのかもしれない。しかし悪くない。質素だが存分に旬を味わう料理の数々に無駄に過食な我が身を反省することしきりである。2021/06/07

ぶんこ

56
この シリーズは大好きなのですが、今回は物足りなく感じました。前巻からの続きのようですが、読んでからが長くあいたので忘れています。百合さん?突然現れたように感じるのですが、5巻までに登場していたのでしょうが、すっかり忘れているので気になります。牡丹さんがお奉行とも裏で繋がって密偵のような役回りだとは驚きです。屋根のあるお店が持てるといいですね。最期の火付けの冤罪の件は・・・なんだかなぁの結末。実に物足りない。1巻毎で終わる、中身のある物語で、その上で月也さんと沙耶さんの仄々場面を読みたいです。2020/03/18

kei302

50
「色悪」を改心させるのに牡丹が活躍。でもちょっとハラハラした。沙耶さま、牡丹に優しくしてやってください。付火の疑いで捕らえられた方の話は最後に丸く収まるものの、途中は、八方ふさがりで、死罪が出るか、誰かが切腹して責を負うかの2つにひとつ。よく分からないけど、八方丸く収まり めでたしめでたし。これにてお終い?2020/01/20

ジュール リブレ

48
和風コージーミステリーって感じなのかな。謎解きはあっけないけれど安定してきた感じありますね。深川の面々も相変わらず。今回は牡丹の活躍の巻、でしたね。2020/01/15

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