内容説明
美人画で名が売れはじめた浮世絵師・歌川広重から「男装姿を描きたい」と、絵姿になることを頼み込まれた沙耶。最初は断るものの、その後奉行所から受けるようにとのお達しが出る。じつは最近「個人写生会」が問題になっていた。もちろん「奢侈」という意味合いもあるが、個人写生会に参加した事実をネタに金持ちを強請る連中がいるらしいのだ。しかも、強請られた側は決して口を割らない。手がかりを掴むために沙耶を美人画の絵姿にしよう、というのが奉行所の狙いであった。沙耶は広重の依頼を受けると同時に、「強請り」の犯人を見つけようとするが……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やま
109
うちの旦那が甘ちゃんで4作目 2019.06発行。字の大きさは…小。かいをおうごとに感動が少なくなって行っていますが、急に面白くなった来ました。特に、沙耶と月也の掛け合いが多くなって特に面白くなりました。 今まで、あまり気にしなかったのですが、今回は、沙耶が作る料理を自分も作ろうかなと考えるようになりました。これには驚いています(^-^) 次回を楽しみにしています。2019/10/12
ナイスネイチャ
106
今回は強請り犯を捜査する夫婦。きっかけは面白いがちょっと話が希薄だったかな?すいません。ちょっと中弛み?2019/11/28
nemuro
58
いつの頃からか6、7冊の本を並行して読むパターンで多ければ10冊くらい。元々はせいぜい2、3冊を読んでいたような気がするのだが。専らミステリが中心だった本選びから、さほどジャンルにこだわらず気になる作家・作品があればセッセと買ったり借りたり。その結果、先へ進めず苦戦するような本に遭遇することも。そういえばせっかく頻繁な引っ越しから解放され、定住し本棚に並べられる日々が迎えられたのだからと、たくさん読みながらその時の気分で自由に選べる現在の方式に。本が渋滞気味な時、読書を促進する起爆剤的な本シリーズである。2021/03/12
ぶんこ
50
沙耶さんが、男装を絵姿にと歌川広重に頼まれ、強請り犯を暴くために囮となる。こちらの犯人は月也さんの怪我の巧妙で呆気なく解決となります。なのですが、強請りを働く原因となった事件には全く触れないのがもの足りません。このシリーズは、こういった展開が多くて4巻ともなると少々安易すぎるのではと思えてきました。月也さんと沙耶さん夫婦が癒しとなっているので読み進められますが。。。2019/11/03
Nyah
49
美人画で有名な浮世絵師・歌川広重から沙耶は絵姿を頼まれた。最初断るものの、奉行所からお役目として受けるように言われる。個人写生会に参加した事実をネタに金持ちを強請る連中がいるらしい。絵師は碌なもんがいないと牡丹が憤慨し、一緒に参加。狭霧も沙耶を助ける仲間に。/次は色悪‥結婚詐欺師みたいなもの?真面目女子が貢いでしまいたくなるいけてない男性。沙耶が囮になる事に月也も音吉も牡丹も皆で心配して‥。沙耶も貢ぎそうな女子に見えるべく練習を始める。いろんな知識が身に付きますね。 2022/07/22
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