内容説明
最近江戸で「九両強盗」というものが流行っていた。情報は奉行のもとに届くが、盗難届は出ない。「十両以上の盗み」は打ち首、九両なら遠島。ぎりぎりの線を狙った強盗である。そのうえ、強盗はかなりのイケメンで、人も傷つけないし、女も犯さない。「綺麗な盗賊」ということで、むしろ「押し入ってもらってスリルを味わいたい」という金持ちまでいるほどである。そこで奉行は雲を掴むような事件を月也に命じるが……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やま
109
うちの旦那が甘ちゃんで3作目 2019.03発行。字の大きさは…小。かいをおうごとに感動が少なくなって行くが面白くていい。特に、沙耶と月也の掛け合いが面白い。 2話からなっていて、1話目の「丼と怪談」は、九両泥棒を捕まえるために、店をわざわざオープンさせて捕まえる。2話目の「美人画と人相書き(前振り)」は、なんか絵師が変だね。次回に続くようである。 なお、毎回書き方を少しづつ変えている様だが、私は、沙耶と月也の掛け合いを多くしてほしい。 次回を楽しみにしています。2019/09/21
nemuro
65
シリーズ第3巻。帯の裏面に「ついに累計17万部突破!」とあって第6巻が最新刊。書店にはすでに9巻まで並んでいたような気もする。肩の力を抜いて軽い感じにサクサクと読めてしまう、そんな「うちの旦那が甘ちゃんで」。ではありながら、江戸の文化・風俗がしっかり描かれていて、そうだったのかと“目から鱗”な場面も少なくない。たとえば今回、武士の雪駄と町人の草履。足袋を履いたり素足だったり、歩き方まで違うらしい。巻末の「主な参考文献」は伊達じゃない。江戸風俗を分かりやすく面白くといえば杉浦日向子だが、神楽坂淳もなかなか。2021/02/04
ぶんこ
61
3巻目は「九両泥棒」のお話。十両を盗むと死罪なので九両までにして、飲食店をターゲットにしている泥棒を捕まえる為に、沙耶さんを中心にした女性軍団が大活躍。大泥棒でもない泥棒を捕まえる為だけに流行るであろうお店を開くとは、なんと太っ腹なことよ。おかげで読む私は美味しそうなレシピを獲得できて嬉しい。お店のレシピではないですが特に「大根煮を翌朝軽く網で炙って胡麻油をかけて食べる」が忘れられず、近々作るでしょう。どの世にも「悪よのう」はいるもので、火盗改めの同心田宮が失脚する展開が痛快でした。2019/11/03
ジュール リブレ
52
今回は、中編1作(+次の中編?のプロローグ)。十両盗めば死罪のところ、料理屋から九両づつ盗む盗賊が。捕まえるための仕掛けが、また大仰な。レギュラーになりつつある深川の面々も、またまた大活躍。楽しいシリーズになってきました。出始めの江戸前寿司が出てきますが、この頃のお寿司、今のコンビニのお握りよりも大きかったみたいですね。切り分けて、二人で食べる姿、なんか愛嬌ありますね。この甘ちゃんな旦那、ほんとに使えないようなのに、案外、人間が大きいのかなぁ。太公望みたいに思えてきました。2019/09/05
Nyah
51
積み本解消/最近江戸で「九両強盗」が賑わせているらしい。何故らしいかというと奉行所に盗難届が届かない。江戸の刑罰では、十両以上の盗みは打ち首、九両なら遠島。繁盛している店から九両を頂戴してるらしい。そこで月也にこの事件の調査が命じられる。沙耶は知人達の手を借りて九両強盗を誘う為の繁盛する店を作り出す。/読みやすくて、するする入ってきます。久しぶりに読んで、登場人物忘れてたけど、そういえばそんな人いたで流しちゃった。ぼんくら月也が妻沙耶を小物にして歩いているだけで声をかけやすいし沙耶人気で何とかなるのがいい2022/07/22
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