１００万の命の上に俺は立っている（８）

著者名：奈央晃徳【著】/山川直輝【原作】

講談社（2019/09発売）

• ISBN：9784065164433

内容説明

合理的で友達もつくらない帰宅部の中学３年生、四谷友助。そんな彼が、唐突に異世界に飛ばされ、同級生の女の子たちと力を合わせて戦う羽目に。単独行動大好き、独自の視点でマイペース道を行く四谷は、主人公としてどうなのか──！！？　アンチファンタジーを謳う、ファンタジー異色作！！


四谷は囚われの身となった。しかし、四谷が育成した三連合を率いてグレンダが壮絶な反撃に出る！　麻薬原料の主要栽培地である山サンシエロを陣取り、押し寄せる麻薬組織の大軍を前にして、彼女は不敵に笑う…。Ｎｏ．１カルテルの密命を受けた鳥井、ゴールディア王国に残った新堂・箱崎・時舘の３人、そしてグレンダ。“仲間”達は果たして四谷を助けに行くのだろうか？　竜術士とドラゴン。いよいよ物語の核心が語られる──。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[彼方]

始まった自警団とNo.2カルテルの戦争。竜術士の関与が明らかになり苦戦する四谷たちの前に現れた味方とは…第8巻。麻薬が絡んだ難しい政治的な闘争や戦争にあたる戦略…そんな悲惨な過程を経ても、黒幕の前では一致団結せざるを得ないほどに追い込まれるのが皮肉なようで良いことか…無知とはいえ犯罪を考えるとやりきれない気もする…。この世界における竜術士の扱いや血の儀式の概要も判明し、割とシリーズ的にも目標が定まる重要な巻だったかも。

2021/08/22

[毎日が日曜日]

★★★

2019/09/12

[capeta]

カルテル1&王国＆勇者 vs カルテル2の争いが明確化。それもこれも竜術師の姦計による。一つの話が絡み合っているとこに、以前のストーリーも絡んでくるので記憶力が大事になるな。うっすら覚えてる程度だと、誰だっけこれ？ってなる。ちょっと長いな、そろそろ話が終わるといいんだけど。

2020/03/27

[pochi]

全編ほぼ戦闘で戦術やら政治的駆け引き非常に読み応えあります。黒幕がいてすべての原因をここに被せちゃうというのがちょっと不満です。

2020/01/12

[ひー]

このクエストも段々佳境に近づいてきて盛り上がってきた！ ただの人間でもあんなに強くなるんだね。次も楽しみ！

2019/09/22