１００万の命の上に俺は立っている（１６）

著者名：奈央晃徳【著】/山川直輝【原作】

講談社（2023/03発売）

• ISBN：9784065310359

内容説明

合理的で友達もつくらない帰宅部の中学３年生、四谷友助。そんな彼が、唐突に異世界に飛ばされ、同級生の女の子たちと力を合わせて戦う羽目に。単独行動大好き、独自の視点でマイペース道を行く四谷は、主人公としてどうなのか──！！？　アンチファンタジーを謳う、ファンタジー異色作！！

アーツヌ政府の闇「狂戦士」製造工場を発見！　非人道的な蛮行をソターガにチクりたい四谷は、偶然にも撤退したはずのソターガ軍の影を察知。接触を試みるが、事態は思わぬ方向に…！？　一方、南東の街・ソサトで、新堂・グレンたちは「独立宣言」を開始。数で優位に立つ政府軍との争いの中で、勝機を見出せるか。２組の成果をつなげた先に、クエスト攻略の道筋が見える……！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[彼方]

撤退したはずのソターガ軍に接触し、アーツヌの火種を燻る四谷。一方で新堂らは地方で独立宣言、この国を建て直す事はできるのか…第16巻。ちょっと史実系の描写長いかも…と思いながらも、ついに戦争を操る竜術士のお出まし。「言葉」による洗脳と複数の影武者、新堂さんも過酷な立場に置かれる中で奮闘していて…読み応えがありましたね…。虐殺を行うソターガ軍の隊長の先祖といい、攻略の糸口が絡み合っていて複雑な…それでも単純化させた方なのですけど…。次巻はクエスト終盤の四谷が見れそうで楽しみ、他メンバーも活躍してると良いな…。

2023/03/16

[毎日が日曜日]

★★★＋

2023/03/18