１００万の命の上に俺は立っている（９）

著者名：奈央晃徳【著】/山川直輝【原作】

講談社（2020/03発売）

• ISBN：9784065185131

内容説明

合理的で友達もつくらない帰宅部の中学３年生、四谷友助。そんな彼が、唐突に異世界に飛ばされ、同級生の女の子たちと力を合わせて戦う羽目に。単独行動大好き、独自の視点でマイペース道を行く四谷は、主人公としてどうなのか──！！？　アンチファンタジーを謳う、ファンタジー異色作！！


竜術士の奸計でNо．１カルテルとNо．２カルテルが全面戦争に突入。そこへ魔物・マンティスの大群襲来で敵も味方も混乱極まるさなか、ただ１人、四谷だけが閃いていた…。久々に主人公の資質が問われる四谷の単独行動は、卑しさ全力全開!!　その底意地の悪さが、終わりの見えない６週目クエスト「イハル・ネモア麻薬戦争」に終止符を打つ──!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[彼方]

戦争の命を生贄にドラゴン復活を目論む竜術士との決着、そして麻薬戦争は終幕へ…第9巻。ザジーと違い今回の竜術士はランクが高そうで、ようやく打倒…執念の四谷らしい鬼気迫る戦い方が見事。しかし待ち受ける更なる仕掛けと魔方陣のタイムリミット、それが麻薬根絶の道へと繋がっていて…イハル・ネモアでの戦いは綺麗に終わったなぁ…。残るは王国のマフィアということで、四谷の公平を重んじる性質…紅末が代弁してますけれどここまでのマフィアの仕打ち的にそこまで優しくなれるのはむしろ少数派で、今後の関係性がますます気になるところ。

2021/08/22

[nyaru47659288]

久しぶりに四谷のクO発露…。だが「システムの方が心より大事なんだ」といかにも人非人のような言い方は酷いこと言うと思った。「不正を許さない」は立派な「人の心」だろう？

2020/04/30

[ひー]

今回はいろいろと大変なクエストでした。 まだ終わってないけどね。 次でクリアかな？ 早く読みたい！

2020/03/30

[烏山ちとせ]

疾走巻。ずっと追いかけてた唯一の異世界ものだけど、アニメ化は意外だった。ちょっと伝わらないかメガブレイクかのどっちだろ。ここに来て今読んでる「社会の分断を止めるには選挙でもデモでもだめかもな本」に近しい内容だし、水面下で色々考えられてるのがわかって面白いが、伝わらないかもだよね。

[毎日が日曜日]

★★★

2021/07/10