宝島社文庫<br> 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう

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宝島社文庫
大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう

  • 著者名:山本巧次【著】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 特価 ¥374(本体¥340)
  • 宝島社(2019/07発売)
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  • ISBN:9784800244413

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内容説明

江戸の両国橋近くに住むおゆうは、老舗の薬種問屋から殺された息子の汚名をそそいでほしいと依頼を受け、同心の伝三郎とともに調査に乗り出す……が彼女の正体はアラサー元OL・関口優佳。家の扉をくぐって江戸と現代で二重生活を送っていたのだ――。優佳は現代科学を駆使し謎を解いていくが、いかにして江戸の人間に真実を伝えるのか……。ふたつの時代を行き来しながら事件の真相に迫る!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナイスネイチャ

216
江戸時代にタイムスリップ出来る主人公おゆうが江戸で起こった事件を現代に証拠を持ち帰り、科学分析で謎解きする話。軽い感じで読みやすく、「みをつくし料理帖」の江戸町並みをイメージしてるとか。続編もありそうなので、これから人物掘り下げていけば面白くなるかなと。2016/01/27

ひさか

167
第13回このミステリーがすごい!最終候補作(受賞はしなかった)「八丁堀ミストレス」に加筆修正して、2015年8月に刊行。タイムリープヒロイン&江戸捕物というようなジャンルです。面白そうな設定で、科学捜査に偽りは無いのですが、活かし方や、展開がありふれていて、あまり楽しめませんでした。ちょっと残念です。2016/01/28

よむヨム@book

164
★★★☆☆ 星3つ タイムトンネル×元OL×科学捜査×江戸×ミステリーが組み合わされたストーリー。 面白く読ませてもらったが、ちょっと不満がある。 怪しまれるのでご近所付き合いはできないまでも、江戸の人との交流が少ないので、読んでいて厚みが欠ける気がした。 今後、新しいキャラクターが出てくるかもしれないので、そこを期待したい。 最後に、鵜飼伝三郎の出生が、この物語で一番驚かされた。2022/06/30

🐾Yoko Omoto🐾

161
祖母から譲り受けた家の納戸を抜けるとそこは何と江戸時代。現代と自由に行き来する主人公のおゆうが、八丁堀同心の伝之助と共に難事件解決に奮闘するタイムトラベルミステリ。歴史が変わらぬようネット検索を怠らず、指紋照合に科学分析、盗聴など現代の捜査を駆使しながら、それが通用しない時代の人間に伝える術を試行錯誤する、その発想が実にユニーク。事件の構図を現代に見立てた説明を挟むなど、込み入った展開に工夫が凝らされているのも良い。突っ込みどころはあるが興を削ぐほどではなく、ミステリとしても良く練られていて面白かった。2018/01/14

シナモン

130
面白かった!タイムスリップもの好きにはたまらないお話。平成と江戸の世を行き来できるおゆう(関口優佳)が江戸で起こる事件を現代の科学技術(指紋採取とか)を使って解決に導いていく。事件自体もだんだんとスケール大きくなっていくし、江戸の仲間に身元がばれないように捜査していく様子にハラハラしながら楽しめた。伝三郎の正体もまさかの展開で続きが楽しみ。2022/02/06

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