宝島社文庫<br> 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 殺しの証拠は未来から

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宝島社文庫
大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 殺しの証拠は未来から

  • 著者名:山本巧次【著】
  • 価格 ¥789(本体¥718)
  • 宝島社(2024/11発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784299060914

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内容説明

気分はスケルトン探偵!

東京・四谷で発見された江戸時代の人骨。
タイムトラベラーのおゆうは、江戸でまだ
発覚していない殺人事件の調査を開始するが……!?

(あらすじ)
マンションの建設現場で約二百年前の人骨が発見された。肋骨の一本に刺し傷のような痕があり、どうやら他殺体のものであるらしい。骨と遺留品を鑑定した科学分析ラボの宇田川から依頼され、時空旅行者のおゆうこと関口優佳は、まだ事件化していない殺人について江戸で調査を始める。一方、南町奉行所の同心・伝三郎からは、紙問屋の若旦那が旗本の奥方と不義密通しているという噂を聞き……。

【著者について】
山本巧次
1960年、和歌山県生まれ。中央大学法学部卒業。第13回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉として『大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう』(宝島社)で2015年デビュー。他の著書に『開化鉄道探偵』(東京創元社)、『途中下車はできません』(小学館)、『希望と殺意はレールに乗って アメかぶ探偵の事件簿』(講談社)、『早房希美の謎解き急行』(双葉社)、『鷹の城』(光文社)、『急行霧島 それぞれの昭和』(早川書房)、『災厄の宿』(集英社)などがある。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シナモン

91
江戸と現代が入り混じっての捜査。相変わらずおもしろい。伝三郎と優佳がいつお互いの正体に気づくのか。宇田川を絡めた三角関係はどうなるのか。シリーズも11作目。惰性で読んでる感もあるかなーとも思うけど、読み始めると毎回楽しいし、次巻も楽しみ!😆2025/07/28

71
現代で発見された人骨が発端になる初めてのパターン。江戸に持ち込む現代科学が面白い。鵜飼と宇田川がバチバチです。2025/03/02

はにこ

64
宇田川が持ち込んだ、江戸時代の骨の謎。江戸時代に行って、何が起こったのかを探る。江戸時代は犯人探しって難しかっただろうな。冤罪とかもすごそう。骨の謎は結構大事が背後にあったね。おゆう、危なっかしすぎるな。本当に江戸時代で殺されちゃうよ。そんなおゆうにぞっこんな伝三郎と宇田川。宇田川も伝三郎のこと探ってるんだね。2025/01/28

aquamarine

63
今回は現代で見つかった二百年前の白骨遺体が発端。他殺体らしきその骨と遺留品から、宇田川はおゆうに江戸での調査を依頼する。まだ起きてないかもしれない殺人事件をおゆうはどうやって探るのか。一方江戸では紙問屋の若旦那が不義密通し失踪?もちろんそれらは少しずつ重なって…。犯人に揺さぶりをかけるため、宇田川とおゆうは現代から持ち込んだものであるものを作り上げる。でもきっと最後のは…。今回のことにより出来上がったものにもニヤリ。恋のさや当ては相変わらずだが、いつお互いに正体に気づいていることを持ち出すのだろう。2024/12/16

真理そら

54
宇田川と鵜飼の「アイツはこの時代の人間ではない」と判断するポイントに読者がどれだけ気付いているかという一種の作者からの挑戦状的要素も楽しみなシリース(かな?)。今回は江戸で繰り広げられる幽霊騒ぎが大掛かりすぎてハラハラする展開だったが、歌舞伎にも影響を与えてしまうとは…宇田川クンやりすぎです。2024/11/15

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