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内容説明
話題の新書、全身全霊のコミカライズ! 飛ぶことが大好きで操縦士となった佐々木友次青年。しかし、配属された万朶隊で課された任務は特攻だった。戦地フィリピンに到着するも体当たり攻撃に反対する隊長・岩本大尉は特攻機から爆弾を落とせるよう秘密裏に画策するのだった―――。9回の出撃から生還を果たした佐々木青年の物語、第3巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
馨
34
海軍の戦果に張り合うことしか考えていない上層部の命令で優秀なパイロットたちが命を落としていき、戦果も水増し報告され、護衛の隼まで命がけで何機も出撃、本当に何の意味があるのかと思いました。岩本さんの遺志を何とか次いで、少しでも多くの隊員が生き残ってほしいです。次巻も読みます。2019/05/13
こも 旧柏バカ一代
11
指揮をする隊長が中将のワガママで戦死。 参謀、将軍達は人の命を数字にしか思ってない。 人を育成する手間を完全に度外視して戦略を組み立てる。 コレは今の景気対策にも言える。2019/05/07
みや
5
9回にも及ぶ特攻から生還した元陸軍特攻隊員・佐々木友次氏を主人公とする、実話に基づく漫画の第3巻。鴻上尚史原作。信頼する上官、亡くなっていった仲間、故郷の人々、司令官からの圧力…。様々な思いが交錯し、混乱する心理状態での戦闘シーンに息が詰まる。2020/02/17
篠﨑史晶
5
富永恭次によって、陸軍と海軍の成果争いに利用されてしまった万朶隊の兵士たち。今巻ではいよいよ特攻が開始されてしまった。中でも佐々木友次伍長の特攻時の描写がとてもすごいです。特攻をせず爆弾を落としただけとなれば末代まで卑怯者とされてしまうのではないかという強迫観念と特攻をしていった仲間のためにも生きて帰らなければならないという感情の交錯がなんとも言えないものがあります。次巻は佐々木伍長の行方と今後の特攻作戦について進展がありそうです。2019/06/24
糸文
3
★★★★☆2023/05/02