不死身の特攻兵(2)

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不死身の特攻兵(2)

  • ISBN:9784065145623

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内容説明

話題の新書、全身全霊のコミカライズ! 飛ぶことが大好きで操縦士となった佐々木友次青年。しかし、配属された万朶隊で課された任務は特攻だった。戦地フィリピンに到着するも体当たり攻撃に反対する隊長・岩本大尉は特攻機から爆弾を落とせるよう秘密裏に画策するのだった───。9回の出撃から生還を果たした佐々木青年の物語、第2巻!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

27
岩本大尉殿(表紙絵の彼。裏表紙には海軍の関大尉と思われる絵も)隊長の鑑、日本人としても誇らしき男前な人物だと思います。彼のような人がいると部下の士気も団結力も強まると思います。それに引き換え上官の言動には憤りしか感じませんでした。軍隊が絶対服従の世界なのを良いことに人の命を自身の保身や昇格に利用し、航空機のことも現場のことも理解していない、ボンクラが上にいると部下が犠牲になる構図、現代に通ずるかもしれません。2019/02/11

こも 旧柏バカ一代

22
腰巾着が頭だと部下が無駄に死ぬ。人の命を数字にしか思ってない。こんな奴は絶対に最前線になんか行かない。自身の名声を高めるために特攻隊の士官を呼び寄せ壮行会を開催し、その帰りに米軍機に発見されて士官たちが搭乗していた飛行機が墜落。あ〜!胸糞悪い。2019/02/06

らなん

6
録でもない上官のせいで、優秀な人材が無駄死に。最悪、富永恭次。2019/03/09

かなっち

5
岩本大尉の機転と努力に、命の無駄遣いが防げた!と喜んだのも束の間でした。神様、それはないですよ…。やるせなさMAXで、無能な上官たちに怒りが沸きました。って、もう体当たりしか作戦がないなんて、どう考えても勝てるワケないのに、日本国民の愚かさよ…。これが、洗脳(!?)の恐ろしさですね…。2020/11/27

みや

5
9回にも及ぶ特攻から生還した元陸軍特攻隊員・佐々木友次氏を主人公とする、実話に基づく漫画の第2巻。鴻上尚史原作。航空という特殊技術を持った誇り高きプロ集団なればこそ、軍の命令に密かに背くことが可能だったのだろう。鈍重な九九式双軽とグラマンの遭遇シーンは、漫画ならではの説得力だ。2020/02/16

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