ＵＱ ＨＯＬＤＥＲ！（１９）

著者名：赤松健【著】

講談社（2019/02発売）

• ISBN：9784065138663

内容説明

それは６００年前のある土砂降りの雨の日。世界最悪の罪人として、死ぬことすら許されなかった夏凜は、エヴァンジェリンと出会い、戦い、敗れる。二人を結びつけた運命とは、強大かつ無尽蔵な敵との苛烈な戦いの日々だった……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[合縁奇縁]

世界最悪の罪人として、死ぬことすら許されなかった夏凜は、エヴァンジェリンと出会い、戦い、敗れる。前半はカリン先輩とエヴァの過去。吸血鬼の真祖(ハイディライトウォーカー)との高レベル魔法バトルは迫力満点。魔力切れで縮まった、ちびエヴァが可愛かった。このころから甚兵衛とは知り合いだったのか。後半は仮契約祭り。神の拒絶ではなく人々の祈りの力に打ち勝って夏凜と仮契約した刀太。その後も順調にみぞれ、しのぶ、一空、三太と仮契約していく。なんでキリヱの仮契約だけ無駄にエロいんだ。

2019/07/05

[レリナ]

エヴァの過去と仮契約祭り。話がより深まった気がする。今回の仮契約によって、これからの戦いにどう影響してくるのか、楽しみ。次はフェイトとの戦いが起こりそう。ヨルダ戦までまだありそうだが、じっくり描いていってほしい。バトルシーンは流石の迫力。ここまで読み応えのある出来の漫画はすばらしい。刀太が今どれくらいまでパワーアップしているのか、次巻で分かるね。シリアスと日常の描き分けがうまいので、いいバランスになっている。刀太たちの行く末が気になる。次巻に期待。

2019/02/16

[トラシショウ。]

「世界の誰もあなたを必要としない今でも、私はあなたが必要なのです!!」。前巻から承前、かつてのイシュト・カリン・オーテにして現在の結城夏凛の回想で語られるエヴァンジェリンの「闇の福音」の魔王と呼ばれる経緯の開示から、呪いとも言える「神の寵愛」故に何人も拒絶する花凛との力技での仮契約(パクティオー)成立を経て、契約に要するキスをすると時間停止で契約不可のキリヱの仮契約の顛末まで。中盤まで新事実判明のシリアス展開なのに、まさかのパクティオー祭り突入で諸々台無しなのがこの作者らしいというか(以下コメ欄に余談)。

2019/02/16

[おりぜる@論文終わるまで読書可能時間激減]

エヴァちゃんが魔王と呼ばれるようになった理由がついに！

2019/03/02

[Merino]

夏凜さんファンとしては少し複雑。刀太の方には傾いて欲しくないかな。仮契約するときのキリエの照れ顔は可愛いすぎた。

2019/06/18