内容説明
トンネル騒動が落ち着き、ヴェルと妻となったカチヤとの結婚式がオイレンベルク領で挙げられた。ところが、結婚式はマロイモや特産品を使った料理が並び、物産展の様相を呈していた。
一方、新婚旅行に至っては、魔の森で狩りをしているだけにしか映らないものの、つつながく行事として消化されていった。
だが、予期せぬ地雷が眠っていた。
不運が重なって連絡が届かず、式の存在すら知らなかったカチヤの師、リサがお冠なのだ。式がどうこうではなく、ただ先を越されたのが腹立たしいのだという。
そんなリサから近々会いに行くという手紙を受け取ったカチヤは、不安な夜を過ごすはめになるのだった……。
テレーゼに魔法の才能!? それがなぜかリサとの決闘に発展！ 大幅加筆と書き下ろし短編で送るドタバタの第十三弾！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 零細企業営業
29
トンネル利権も解決し、カチヤとの新婚旅行はいつものメンバーと魔の森でレインボージュエルの採取で疲労困憊。何時もの土木魔法の毎日かと思ったら、カチヤの師匠が結婚のお祝いに来たが、彼女の魔力量が上がっている事に気付かれトラブルとなるが、テレーゼが横槍を入れて自身に注目を浴びせて決闘になり魔力量の事は有耶無耶になるかと思ったが、、そうは問屋が下さなかった。決闘はテレーゼは破れ、何故かヴェルが対戦してブリザードよりも上の絶対零度を展開して相手を破ったら、服まで破いてしまい責任を取る事になってしまったw2020/05/12
しまふくろう
28
続けて購入。 物語はカチヤの師匠が殴り込みにくる話。この話でもカテリーナの時もそうなんだけれど、普通の貴族が同じことをしてもさっさと返り討ちにするのに、美人がやると何やかや理屈をつけて相手をしなきゃいけないと言い出す展開の不自然さが気になって仕方がない。いっそ主人公が美女だから捕獲しようと言い出せば良いのに。2020/08/11
爺
8
ここまでが再読。初読時の感想を見るとこの辺りで止まっていた理由がよく分かる。しかし……ここから先は未知の領域！ 次巻はエルヴィンの結婚式のようなので、残務処理は終了だと信じたい。2020/02/18
爺
8
もう話をどこへもっていこうとしているのかが分からなくなってきている。ただひたすらに嫁が増殖するだけの話になっていて、どうやって物語を終わらせるのかビジョンのないままダラダラしている印象。そろそろテコ入れ求む。2018/05/29
eucalmelon
6
まさか、また、奥さんが増えるとか・・、だんだんうらやましいより気の毒になってきた。いけいけという女王様というか、そんな女がいても結婚にはいかんだろうと思っていたが、実は引っ込み思案の可愛い系だったとかとんだどんでんがえし！酒が強いというのもいいよねぇ。ヴェルは飲めないけれど、一緒に付き合ってくれる女は酒飲みにはたまらない。えーと、奥方は何人になったんだっけ？2020/12/20
