内容説明
諒闇――まことのやみの中でいまわしき覚醒をとげた意識がひとつ。とうに朽ちはてたはずの我が身への呼びかけを訝りながら、「それ」はざらりと実体化をおこし、九那妃の足元へひざまずいた。精緻に仕組まれた奇怪な罠が術者の周囲でしだいにその姿を現す。狙われたのは、まず、希沙良。宿敵・皓の攻勢に、忍不在の間の指揮を執る十九郎は、どう応える? ――新生オーラバスター、迫力のスタート!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
10
再読。2014年733冊め。2014/09/13
愛華
4
イラストが変わってからまともに読まなくなり、ようやく読む決心がついた。希沙良を見てると切なすぎて辛かったのもあるんだけど。やっぱり挿絵は杜さんがいいと思う。忍様を見ていて特にそう思う。神々しさを感じられない。春に出る新刊の挿絵がこれまたイメージを壊さないものだといいけど・・・。2011/02/02
sattin
3
うーん、挿絵変えるくらいなら絵つけなくていいと思うのだけど。名にしおう高河さんでもこんなものかなあ。なんか愛情が足りない感じがするよ。 それはそうと、諒ちゃんと希沙良の会話が楽しかった本編。希沙良のお姉さんが出てきたところ斬新でしたー。知らない人がこれからもどんどん出てきそうな気配。2011/06/28
みきっち
2
まだまだ序盤で物語の導入…。新しいキャラも出てきたし、すでにわからないことがたくさん起きているのだけど、どう展開していくのか楽しみ。希沙良と諒の掛け合い楽しいし、希沙良のお姉さんたちも出てくるし、賑やかな感じが良い。2023/01/05
蓮川蓮
2
再読。作者が次のメインは諒ちゃんだよ!と宣言してたにもかかわらず、希沙良の話では?という感じに大戦が開始。 新キャラやらが出てくるわ、悪意の感情とともに引っ掻き回すひとが出てきたりとてんやわんやの第1巻。リアルタイムで待たされた記憶が甦ってきて再読でよかったー。続きのある安心感。諒と希沙良のケンカしいしい共闘大作戦が大好きです。 敵陣営の幻将皓と十九郎のやりとりも好き。2022/09/14