ビッグコミックススペシャル<br> カムイ伝全集 第一部(11)

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ビッグコミックススペシャル
カムイ伝全集 第一部(11)

  • 著者名:白土三平【作】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 小学館(2017/12発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784091878618

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内容説明

▼第1章/怪異▼第2章/鬼女塚▼第3章/寝地蔵▼第4章/飢饉▼第5章/要注意人物▼第6章/月の輪▼第7章/クズレ●主な登場人物/カムイ(忍びとなった夙谷の民。公儀隠密として日置藩の謎を探り当てた結果、命を狙われる運命に)、正助(才覚あふれる農民の若き指導者)、草加竜之進(元次席家老の子。流浪の果てに、木の間党首領となり権力者打倒を目指す)●あらすじ/目付・橘軍太夫らの罠にかかり、あえなく捕えられた木の間党の首領・草加竜之進。拷問を受け本拠地を白状してしまった竜之進だが、これは彼が仕掛けた罠だった。一方、日置藩の領内では江戸の大火による木材景気を当て込んで、無謀な伐採が行なわれていた。そのために村々は洪水に見舞われるが、正助たち農民は、木の間党や夙谷の人々と力を合わせて稲を守りきる。しかし災害は終わったわけではなかった。自然界のバランスが狂ったことからネズミが大量に発生し、食べ物を求めて民家を襲い始めたのだ。悪いことは重なるもので、かつて領内の人々が一度も経験したことのない、新たなる災害が起こりつつあった…。●その他の登場人物/橘軍太夫(日置藩目付)、橘玄蕃(目付の弟。魔剣・無人流の使い手)、橘一馬(目付の息子)、横目(夙谷の頭)、キギス(横目の片腕)、夢屋七兵衛(金の力で権力に対抗しようとする商人)、赤目(カムイの師で抜忍。夢屋の陰の力に)、大蔵屋(日置藩の御用商人)、アテナ(故・露木鉄山の娘。薙刀の名手で一角を慕う)、水無月右近(剣の達人だが、剣を捨て浮浪する男)、三角重太夫(日置藩城代家老。目付との対立に敗れ隠退中)、ナゾの猿回し(正体は公儀隠密の首領)、スダレ(かつての一揆の首謀者・苔丸。夙谷に正体を隠して住む)、搦の手風(公儀隠密団の小頭)、笹一角(元日置藩剣法指南役。流浪の果てに領主暗殺を決行)、権(正助の友)、弥助(カムイの父)、ダンズリ(正助の父)、ナナ(正助を愛するカムイの姉)、小六(娘の非業のために精神異常となった農民)、シブタレ(たれこみや)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

出世八五郎

14
展開がぐるぐるしていて理解が追いつかない。“進撃の巨人”に似ていて、事件の後半を最初に描き、原因となる前半を描く手法が稀に見られる。しかも、2場面が並行的に描かれる。故に???。最終ページで、カムイが木の間党首に変装していたことを知る。長い人災的な大飢饉により逃散(ちょうさん)が始まる。夢屋の口車に乗り仕事と食料を当てが割られる。2016/02/05

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