ビッグコミックススペシャル<br> カムイ伝全集 第一部(2)

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ビッグコミックススペシャル
カムイ伝全集 第一部(2)

  • 著者名:白土三平【作】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 小学館(2017/12発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
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  • ISBN:9784091878526

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内容説明

▼第1章/赤猫(凶器、ツブレ、赤猫、隠し田、上意)▼第2章/斬首(欠落〈逃散〉、枯れ木屋敷、コゲラ、斬首)▼第3章/タブテ(カマイタチ、分身、タブテ、餌漁、密猟、拷責)▼第4章/鉄山(挑戦、長巻、ツタ霞、鉄山、忍びの者)▼「白土伝」1:毛利甚八●主な登場人物/カムイ(差別の壁を自分の力で乗り越えようとする少年)、正助(才覚あふれる貧しい農民の子)、草加竜之進(剣術が巧みな次席家老のひとり息子)●あらすじ/慶安年間(1648~51年)。藩財政の逼迫する日置藩では、「藩士の人員整理や倹約が第一」という目付・橘軍太夫の意見と、「新田の開発や産業の振興で藩の石高を上げることこそ大切」と主張する次席家老・草加勘兵衛の意見が真っ向から対立していた。日頃から勘兵衛に敵意を抱いていた軍太夫は、藩主に取り入って、この譜代の重臣の失脚を画策。そして、その罠にはまって勘兵衛の一門はことごとく逆賊扱いを受けて滅亡させられる。こうした藩内の派閥争いが進んでいた頃、カムイは悪辣な花巻村の小頭を懲らしめる。自分より身分が上の者に逆らうということが考えられなかった江戸時代に、カムイがしたことは“大罪”であった。この“大罪”を犯したカムイは、ついに捕らえられて、あえなく処刑されてしまうのだが…(第1章)。●その他の登場人物/日置藩主、弥助(カムイの父)、ダンズリ(正助の父)、草加勘兵衛(日置藩の次席家老)、草加小夜(笹兵庫に思いを寄せている勘兵衛の娘)、橘軍太夫(草加勘兵衛の失脚を画策する日置藩の目付)、橘一馬(軍太夫の息子)、馬場平八郎(仇討ちを果たしたことで蔵方役に引き立てられる武士)、横目(目付の手先となって働く夙谷の頭)、サエサ(横目の娘)、カムイの姉、コゲラ(カムイを慕う子供)、笹兵庫(水無月右近に敗れて脱藩した兄の代わりに剣法指南役となる)、花巻村の庄屋(正助の村の代表者)、竹間沢村の庄屋(正助に字を教えている)、小六(身分の低い農民)、オミネ(小六の娘)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

AICHAN

27
図書館本。白土三平の作品で読んだことのあるのは『サスケ』だけだった。「♪来るぞ 来るぞ 来るぞ 手強いぞ 行けよ 行けよ 行けよ 負けるなよ〜」という主題歌でアニメにもなったもんね。『カムイ伝』の存在は知っていたが、連載されていたのがビックコミックスという大人の雑誌であり、私はまだ小学生か中学生のころだから、読む機会がなかった。少年のあのころに読んでおけばよかったと悔やまれてならない。読んでいれば、あるいは非差別者たちのために何かしようと思い、そういう仕事を選択していたように思う。2016/06/21

出世八五郎

19
これはリバータリアンの話だと思う。1巻のレビューでイデオロギーを警戒すると書いた。しかし、それは別の見方も出来る。本書で描かれる江戸暗黒期(※本書で紹介される百姓・非人ルールなどは事実で、描かれてる残酷大名などはエンタメと考える。)の領主への反抗や憎しみのエネルギーは、本書が人気を誇った時代、全共闘などにエネルギーを与えたと思う。現代の人間にも怒りというエネルギーを与えると思う。※江戸暗黒時代という認識は80年代ぐらいまであったらしい。【ネタバレ】カムイを殺したのは絶賛するが、双子の弟設定は許せない。2016/01/13

gtn

12
身分の低い者は強くなるしかない。弱者を搾取する者は、暴力をもってでも倒すべき。本書が当時の学生運動家を感化したのも分かる。2024/04/27

さっちも

11
めっちゃ面白い2022/08/18

樋口佳之

5
非人について中学生位の話しか知らなかったので、弾左衛門の件が読み取れてなかった2016/12/09

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