少年チャンピオン・コミックス AIの遺電子 7

著者名：山田胡瓜

秋田書店（2017/08発売）

• ISBN：9784253221153

内容説明

性を持たない家事ロボット、AI依存の引きこもり、死後の世界を説く元科学者、悪を是とするアニメ監督、ヒューマノイドの子作り、誕生の瞬間……。時にすれ違いながら、暮らしは続く。ヒトとヒトならざる者たちが生きる未来の物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[momogaga]

レンタル。ベーシックインカム、進化形レコーディング、自動運転の過失責任。今後出てくる問題をわかりやすいストーリーで教えてくれる。

2019/05/13

[十二月の雀]

尺の問題が大きくなってきている。ページ数が足りない…。どの話も非常に興味深く、話が収まりきっているとは言い難い。嗚呼、もう少し、もう少しだけ先を見せてほしい。読者のわがままなのは判っているが、やはり求めてしまう。話として拡がりではなく、短くても深い、絶妙な作り方。これが短編の力か。｢もっと見たい！｣と思わせるのも、短編の持つ魅力ということか。

2017/09/17

[オキアミ]

印象に残ったのは「あるAIの結末」。交通事故を起こした自動運転AIが責任をとらされる話。AIが進歩しても人間に都合よく使われてしまうのは複雑な気分ですが、現実でも起きそうですね。面白かったです。

2024/01/07

[geki]

人の刹那よりもAIやヒューマノイドの刹那を書き切っている。凄い。暗さだけでなく、明るい話しもあってバランス取れている。

2017/10/02

[nas]

「新しい家族」がいいなと思ってたら「あるAIの結末」がまたいいなこれ。多分「救いの教え」も好きなんだけど追いつけてない

2022/06/10