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内容説明
芹沢鴨に腕を見込まれ、切腹した
隊士の介錯役を務めていた佐々木愛次郎。
自らの生き方に悩み、同僚の佐伯に助言されるまま、
想い人宇春と共に壬生浪士組から
脱走することを決意するが…!?
そして長州藩、薩摩藩、会津藩らが
覇権を争う宮中では、情勢を一変させる
一大事が発生する。
歴史の表舞台に嵐が吹きすさぶ中、
壬生浪士組は…!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
sin
35
読者の甘い思惑を嘲笑うかのように、局中法度は容赦なく登場人物に迫ってくる。逃れられるのは最早、史実に登場しないキャラクターだけ?そして、攘夷に猛る長州藩と世間知らずの朝廷が企む茶番劇に歴史は大きく舵をきる。この時期のそれぞれの当初の思惑と後々に変わってゆく有り様がなんとも興味深い。2017/02/10
こっこ
2
愛次郎こういう最後かあ~。本人にとっては良かったんだろうけど、それならこの作品には要らない人物な気も…。 芹沢は悪いやっちゃな。2018/02/12
ヨックモック
1
無慈悲でリアルでとことん地味な新撰組マンガ…ということで、絶対に愛次郎は無残な最期を遂げるかと思いきや、まさかの生存&失踪のIFエンドでエピソードを締めるとは予想外。おおきな歴史のうねりの中の小さな泡沫がほんの少しだけ救いがあっても良いじゃないか…。最後まで師匠はかっこいいし佐伯はいいとこなしの小物だった/そんな珍しく良い話を前半でやった揺り返しなのか、幕末マンガではすっ飛ばされがちな朝廷内での政治闘争にがっつり後半ページが割かれている。新鮮で面白い。作家が歴史に真摯に向き合っているのだと感じる2017/02/26
takumi
1
芹沢鴨のパーソナリティを際立たせるため、愛次郎の話をこんなに入れたのだろうか?愛次郎が真っ直ぐすぎて辛い。2017/02/24
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