明治メランコリア（１０）

著者名：リカチ【著】

講談社（2017/02発売）

• ISBN：9784063945324

内容説明

津軽の記憶とともに、ひなの呪いの言葉を思い出した鈴。胸をえぐる記憶に涙するが、ひなとの決着をつけるため対峙する。物語は最終局面へ。想いの果てに見つけたそれぞれの愛の形とは――？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[すい]

春時、素敵だよ。痛む心を癒してくれる女の子は、きっともう近くにいる。幸せになって欲しい。

2017/04/18

[すず]

レンタル..鈴の記憶が戻ったのはいいけど春時の気持ちの決着の仕方がセツナイ..兄妹として一生途切れない絆は出来たけど、ずっと兄様押しだったので残念！ひなの生い立ちは壮絶だったけど鈴達にやってきた事はヒドイから許されないよなぁ～だからひなに同調してしまっている津軽にモヤモヤ感が..ラスト一巻春時兄様にも幸せが来ることを期待♪

2017/04/13

[こと]

読んでて最終巻かと思いきや違った・・・ひなの理由はすべてこじつけで全然同情できないしこの女のどこに津軽が惹かれたのかもよくわからないな～身に覚えがないのかあるのか半分認知したような行動も理解できなくて・・・肝心なところがいつもぼやけてる津軽。これは鈴が苦労しそうだよ・・

2017/05/19

[ako]

鈴子を想って恋を諦める春時。津軽を想って髪を切る鈴子。ひなを想って泣く津軽。津軽を優しく包み込むことが出来るようになった鈴子は随分大人になったな〜としみじみ思いました。悲惨な髪って津軽は言うけど鈴子かわいいよ！次巻の最終巻は甘々な２人をどうかお願いします！

2017/03/15

[るぅ]

なんという悲しく切ない展開。早く鈴子の記憶を戻して欲しいとは願ったけど、ひなや愛染、それに春時にとってこれは…。津軽にとってもね。一生忘れられない、今後の彼の生き方にも深く影響する出来事の一つになるよね。次巻最終巻。津軽＆鈴子の幸せはもちろん、春時にも破顔するような幸せを。

2017/03/17