累(10)

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累(10)

  • 著者名:松浦だるま【著】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 講談社(2016/12発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063546491

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内容説明

他者の顔を奪う口紅。その口紅の力と美しき妹・野菊の顔を使い、演劇界の王となった累。母をも超え、光の祝福を一身に受ける累の道をふさぐものはもはや何もない――。そんな折、羽生田の口から語られたのは、母・誘と、誘に顔を奪われし美しき女・淵透世の哀しき運命。明らかになる過去は、ついに現在へと収束していく……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

wata

57
我が子を守って流されながら、いったい何を伝えたんだろう…。死んでからも顔は美しいままに、どんな方法なのか気になります( ̄~ ̄;)2017/02/21

nyaoko

46
衝撃的な巻でした。母いざなの娘を愛する深い思い…残酷だよ、この漫画。絶対誰も幸せになれないの?舞い戻ったキャラクターに一瞬、誰?と思ったけど、この幾ちゃんがクライマックスへと一気に導く人物になるのかな。2017/02/01

くりり

42
いざなの死の真相、顔を永遠に定着させる方法?鬼気迫る舞台、進むは破滅か救いか...2017/02/16

流之助

27
いざながかさねを命懸けで助けるシーンにグッと来た。かさねを見る眼差しがあたたかに見えたけれど、これは演技ではないと思いたい。「光の下」がどういった場所をさすのか分からなくなってきた。みんな自分や相手の幸せを願っているけれど、その願いが切実なだけに少しずつ歪んでどうしようもなくなってしまうのかな。そして、相変わらずかさねの演じるシーンの迫力がすごい。無心であどけない表情を浮かべているかさねと、憎しみと妬みで歪んだ表情を見せるかさね。野菊と幾は今後どう絡んでいくのだろうか。2018/08/13

絹恵

27
全てを超えて行くには、一瞬の美を永遠にしたいと願います。それは同時に一瞬が持つ儚き美を捨てることになります。閉じ込めた美は、表情を失ったように見えました。その先で永遠を手に入れたとしても、血脈を断ち切ることは出来ないと思います。そうすることで母親を否定することになってしまうのだから。2017/08/29

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