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内容説明
醜き少女・累に、母が遺した一本の口紅。その口紅は、他者の顔を奪うという能力を秘めていた。累はその能力を使い、美しき者が持つすべてを奪う事を決意する。そんな累の前に現れた、美しき女・丹沢ニナ。累はニナの顔を奪い、その美貌を使って演劇界で成功するが、腹違いの妹・野菊が現れて、その運命は大きく変わっていく。累、ニナ、野菊。美醜に翻弄されたそれぞれの運命は、一つの哀しき結末を迎えていく……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くりり
50
野菊が何をしたいのか?分かってたつもりだけど分からなくなってきた。累は身を滅ぼすしかないんだけど...2015/12/20
nyaoko
48
運命の2人がついに出会うシーンで、狼が互いに喰らい合うタイミングを伺ってる様はぞぞーっとしました。こういう作画が書けるって凄いなぁと思います。ニナを失い、野菊を手に入れたかさねは新たなる顔と名前で淵透世を超える女優になれるのか?2016/01/05
wata
47
累は役者を続けて美しい自分を保つことを生き甲斐に。でも顔の提供者がいなくなったら…。いろんな気持ちがごちゃ混ぜになってる野菊は今からどうしようと思ってる?2015/12/22
どんぶり
46
表紙の累に飲み込まれてしまいそう。深い闇と朱い口紅が目を引きます。野菊との確執は思ったよりあっさりしていたけど、二人の問題は解決してないままだから不安。そのまま身代わり関係にもなってこれからどうなっていくのだろう。羽生田さんと野菊のやりとりが面白い。もっと真相に踏み込んでいってほしい。これが累にとっても、読者にとっても、待ち望んでいた累の集大成なのだけど、一筋縄ではいかないことがわかっているから、これからも目が離せません。2015/11/27
絹恵
36
嘘が真実を呑み込んだり、真実が嘘を燃やし尽くしたり、朱の道に誘い込まれて辿らずにはいられない運命にあって、過去も顔も捨てても、心は捨てることが出来ません。だからこそ厄介で、自分自身が零れてしまいます。出来るのなら嘘をつかずに生きていきたいけれど、真実が残酷なら優しい嘘で守ることもあると思います。その優しさが嘘だとしても。2016/01/27
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