累(12)

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累(12)

  • 著者名:松浦だるま【著】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 講談社(2017/10発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063546910

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内容説明

他者の顔を奪う口紅。その口紅の力と美しき妹・野菊の顔を使い、演劇界で眩い光を放つ累。しかし、高校時代に顔を奪った五十嵐幾の手引きもあり、野菊を逃がしてしまった累は姿を消す。羽生田・野菊・幾の前に再び現れた累は、野菊に己が命と等しい口紅を捧げる。それぞれの宿命を背負い、歩みを始める4人の役者たちの終着地とは―――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くりり

52
口紅を野菊に渡す累、何を企んでるのか分からないが破滅的な予感、永久交換の謎は明らかになるのか?2017/11/12

wata

43
久しぶりに読みました?口紅を使い廻すので誰だったか混乱します(^^;いよいよ核心に迫ってきました!2017/10/26

流之助

24
かさねが受け取ったいざなの思いの謎と、羽生田がひた隠しにする自分の素の部分が気になってくる巻だった。羽生田がイケメンじゃない理由が何となく分かってくる。かさねの顔を借りた幾が感じた「見えていない」ものってなんなんだろう。自分のよりどころだった演技が、自分に最も近しい台本を手にしたとたん、自分の身体から離れていく。皆苦しんでいるけれど、それぞれの苦しみはそれぞれが各自抱えたその人だけのものだ。美しさは人形のように歪みなく描かれ、醜さは歯を剥き出しにして輪郭まで歪んだ線で描かれている作画が際立つ。2018/08/13

まりもん

18
レンタル。再び舞台に立つことになったけれど、口紅も渡してしまうし、この舞台がラストと言い出した累。そして今までになく役作りに困っているようで色んなことが集約されている舞台になりそう。2017/12/13

まふぃん

16
クライマックスに向けて走り出した感じ。今度の舞台はどうなるんだらう?2018/11/02

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