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内容説明
※デジタル版には紙書籍の巻頭・巻末特集やコラムなどが収録されておりません。ご了承ください。【カバーイラストは久保帯人先生描きおろし!】唐にならった都、平城京が完成。この都を中心に、日本は律令国家として歩んでいきます。聖武天皇は、大仏をつくり、国分寺を全国に建立。鑑真もむかえ、仏教による国家の発展をめざしました。大陸の知識をさかんに吸収した時代で、はなやかな天平文化が花開きます。いっぽう農民の生活は不安定でした。墾田永年私財法で土地の私有がみとめられ、貧富の差が拡大。口分田を捨てる農民も増えていきます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみきーにゃ
49
読めば読むほど勉強になる。この巻読んでると玲子さんの闇の検証読みたくなる!2022/05/30
コウメ
38
この時代にお金(銭貨)ができたのか、律令体制天皇の支配下に置いて支配下におくのか、天皇、天皇って覚えるの大変まぁ覚えないけど。三世一身の法これ凄いいい法だね。吉備真備登場か、仏の力を借りて大仏作ったけど、戦争に戻るのね(笑)結局目標が叶うとさらなる悩みがあー大変だ。墾田永年私財法個人の私有化を国が認めたけど貴族が儲かったのか。仏仏仏の時代ね。1人いたら凄いけどそんなにいらん2019/04/22
ノリピー大尉
10
平城京遷都から、長屋王の変、藤原広嗣の乱、大仏造立を経て、道鏡失脚まで。 いよいよ整った律令体制と、急を告げる大陸の情勢。鑑真の信念と阿倍仲麻呂の望郷の念が心に残る。 奈良時代は男性天皇より女性天皇が治めた期間が長かった。2019/07/29
うさっぴ
9
表紙は久保帯人さんの東大寺盧舎那仏。神々しい……。まんがはあおきたつおさん。平城京(奈良県)に都をおき、平安京(京都府)にうつるまでの84年間を奈良時代と呼ぶ。大宝律令のもと、土地や税の新システムがスタート。聖武天皇は平城京で仏教中心の政治を行う。奈良時代は女性天皇が活躍。日本の成り立ちを語る歴史書『古事記』と『日本書紀』が完成。墾田永年私財法→開墾した土地は永久に自分のものとしてよい、個人の土地私有化をみとめる。天平文化→奈良時代の貴族文化、国際色豊かで仏教の影響が強い。2021/10/07
よっしー
7
毎回、読むたびに勉強になります。昔は、低い身分で生まれると労働がとても大変なのが伺えました。現在は飢え死にすることはないと思うので、もっと幸せを噛みしめて生活していきたいです。また、女性が活躍した時代だったのが意外でした。2020/01/26