内容説明
最強(物理)美少女侍女も登場で、ルファスの楽しい旅は続く!
“黒翼の覇王”と恐れられる伝説の女傑ルファス・マファール(♀)に憑依してしまった俺(♂)は、頼もしい仲間とともに覇道十二星天の残りのメンバーを取り戻すため旅を続けていた。
次に会いに行くのは、覇道十二星天『天秤』のリーブラ。
どうやらルファスに関するものを190年間休まず守ってくれているらしい。何? 防衛任務への使命感が強すぎて近づく者たちを問答無用で排除する殺戮マシーンと化しているって!? それは……まずい……。
こうしてして俺たちがたどり着いたのは、
全108階層からなる世界最大規模の建造物“黒翼の王墓”――って、えっ!? これって俺(=ルファス)の墓じゃん!!
次なる攻略対象は「自分の墓」――世界最強ゴーレム・リーブラを取り戻せ!
書き下ろしストーリー収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃか
3
無事に最深部でゴーレム・リーブラと再会し、壊れかけていた彼女の修理を終えて。 必要な宝物を回収することになったわけですが。昔から光物が好きで集めていたらしいルファスが、性能ではなく輝き具合に魅了されポンコツ化していたの笑っちゃった。 順調にルファスが配下を回収している一方で、誤って彼女を召喚してしまった国があきらめず勇者召喚試みてるのは逞しいな……。2023/06/18
けいと
3
面白かった!1巻と同じようにテンポよく話が進むので、読みやすくてよかった。もうちょっと長引くと思ってた怪しい人物の話がすっと解決しました。この感じだとまだまだしばらくはゆるく楽しく読めるのが続きそうかな?登場人物も増え、主人公たちとは違う場所でも動きが見られるので、これからの展開も楽しみ。2018/06/07
ささきち
1
前回アリエスを仲間にするのに1巻使ったから1体1巻で進むのかな?と思っていたら今回は2体も仲間が増えたね!リーブラさんは自重という言葉を知らない破天荒な行動をするけどそれも200年前にルファスが倒された過去から学びもう二度と同じことが起こらないようにしているからだもんな~忠臣というかこういう想いからくる行動は好きですよ。もう1体のアイゴケロスは影が薄いの~アリエスやリーブラみたいに過去やら想いが書かれていないのが残念3巻で書かれるのかな?裏があると思っていたディーナが同郷だとは予想外でした 2017/11/06
読書家さん(ラノベ)
0
先の展開が読みやすすぎることが欠点だなとも感じたが、物語自体は面白くできていた。2020/12/10
おかず台
0
ディーナ、リーブラが知らなかった時点でちょっとおかしいな、とは思ったけど、まさかその後どんどん怪しくなってほぼ全て白状する所まで行くとは思わなかった。普通なら終盤にでも明かされる様な秘密をそうそうに消化した事が、逆にこの先を期待させる2019/09/02