内容説明
闇の世界で“ドク”と呼ばれる殺し屋・大道寺の恨みを買った藤堂浩志は、命を狙われていいた。そんな中、友人であり元傭兵仲間である“大佐”が失踪したことを知った藤堂はクアラルンプールへ飛ぶ。そこで捕らわれていた“大佐”を無事救出するが、まだ大きな問題があった。“大佐”は、第二次世界大戦に端を発する、ある人物の財宝を巡る争いに巻き込まれていたのだ。恋人にして内閣情報調査室情報屋の森美香や古武術家達人の孫・明石柊真も交えながら、ミャンマー軍と国際犯罪組織が関わる大規模な戦いに浩志率いる傭兵部隊が挑むが、その一端には殺し屋・大道寺の影が……。平和ボケの日本人に警鐘を鳴らす、ハード・アクション小説第4弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
absinthe
143
傭兵なのに東京が中心だったシリーズがいよいよ国外。しかも軍政しかれるミヤンマ。旧友を救うためマレーシアを訪れやがて密林へ。かつて黄金の三角地帯と呼ばれたところ。戦闘は何度も起こるがこの作家は飽きさせない。友情を育んでも避けられない別れ。戦う男の悲しい性。シリーズで念を押される「武器を持った奴は死んでいく」のテーゼ。最後に勝っても残る喪失感。何故だ?いいシリーズだと思うのに読メ登録がこんなに少ないなんて。2019/05/28
KAZOO
95
傭兵代理店のシリーズでやはり事件は海外での話が中心となります。このような話は日本の国内では難しいのでしょう。ただ以前の事件の因縁を引きずっての殺し屋が登場します。いつもながら結果は大体わかるのですが今回は主人公の彼女が敵の手に落ちるものの若い協力者が出てきます。感心するのはよくも海外での物語をこのような長編に仕立て上げることです。2025/09/25
み
25
う〜ん、犠牲が多かった…、京介さんは蚊帳の外だし。お話しは、ミャンマーとビルマの呼び名で、その方の立ち位置が分かると聞いたことがあったような、そんなことが頭をよぎり、勝手に混乱してました(>_<)明石家の彼は仲間入りかな?次作は、続けて明日♪最後の怪我が気になるので。2019/06/27
まぁにぃ
9
傭兵代理店の第四弾。 大佐が誘拐(?)されたことがきっかけになり、舞台は東南アジアへ。 そこにブラックナイトの中国支部 王が、絡む。 そしてその陰には大堂寺が。 リベンジャーはどこまで不死身なのか?2015/11/28
hiromio
5
大佐が行方不明になって、探しにいくお話。ミャンマー、タイのあたりのゲリラと戦いつつ、ハリマオの継承者とトレジャーハンティングも楽しめる。美香さんの存在感がこのところ、半端ない。けど、この小説、好きな人と嫌いな人に分かれるだろうなあ。戦争ものが嫌いな人はだめね。あと、人がかなり死ぬから。ああ、そこで、この人ころしちゃうのねって続出。傭兵に今後もならないであろう人は、、死ぬんだ。そして、リベンジャーズ。復讐していくのだ。2018/02/25
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