祥伝社文庫<br> 傭兵代理店  万死の追跡

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祥伝社文庫
傭兵代理店 万死の追跡

  • 著者名:渡辺裕之
  • 価格 ¥764(本体¥695)
  • 祥伝社(2016/09発売)
  • 5/5はこどもの日!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784396336097

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内容説明

西沙諸島で実効支配を進める中国に対し、米軍がわざと「最新兵器を搭載して訓練する」と情報を流して牽制の材料にするほどの戦闘機F‐22、通称“ラプター”。そんな最高軍事機密である最新鋭戦闘機が、演習中にミャンマーで遭難した。同じころ、傭兵・藤堂浩志の古武術の師匠・明石妙仁の孫、柊真が日本のNGO団体一員として入ったタイの難民キャンプから行方不明になり、浩志は仲間とともに捜索に向かう。そして行きがかり上、当初は断っていたアメリカ、中国、ロシア、ミャンマー各国によるラプター奪回戦に巻き込まれることに――。世界の均衡を揺るがしかねない軍事機密を巡って、浩志と仲間はタイからミャンマーを経て中国奥地へと分け入り、緊迫の争奪戦が始まる!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

156
ラストのクリフハンガーは何だ?ここで終わらせるだろうか普通・・・。F22ラプターが行方不明になり捜索に。そしてまたミヤンマーの兵士達と戦う。この作家さん、だんだん配分が上手くなってきた気がする。人物の書き込みが浅いのはいつも通りだが、ゴールが明快で感情移入しやすい。場面の移動が速くて緊張感も続く。タイ、ミヤンマーなど馴染みのない国の人物名は覚えにくい。2019/07/14

future4227

40
シリーズ第7弾。米軍の最新兵器奪還と人質救出をめぐって、ミャンマー、タイ、中国、チベットとサルウィン川を股にかけて暴れまくる傭兵部隊。いつものような地味な情報収集活動はほとんどなし。初っぱなから激しい戦闘の連続。シリーズ中もっとも苦戦を強いられ、アクシデントと死傷者が相次ぐ。ミャンマーとタイの確執、中国の少数民族弾圧など、社会問題を絡めながら核心に迫っていく。ネットでまことしやかに囁かれている「四川大震災は核爆発だった」説を元に話を進めている点も面白い。この巻だけで一件落着とはいかず、次巻へ続く。2017/05/12

21
京介さんが早々に戦線離脱…、途中の犠牲も大きいしリベンジャーズ苦戦した今作でした。そして、ラストが(@_@)次作を読まねば。タイやミャンマーとかの少数民族の方々、現実でも大変なんでしょうね、どうしたら平和になるんでしょ(-_-;)2019/07/12

まぁにぃ

11
傭兵代理店シリーズ第7弾。 舞台はタイから中国へ。 今回は仲間にけが人が続出。 そして新たな友人の死も。 最後には藤堂まで行方不明に。 次作はどうなるんだ?2015/12/06

ロビー

4
ミャンマーに不時着した米軍の最新兵器を巡って、ミャンマー、タイ、米軍、中国の思惑が交差する。今回はいつもに増して絶望的なシチュエーションが多かった。そして、旅立ってしまった少年・柊真はいずれ傭兵になるのだろうか?2014/06/07

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