バルミューダ 熱狂を生む反常識の哲学

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バルミューダ 熱狂を生む反常識の哲学

  • 著者名:上岡隆【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 日経BP(2019/07発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784296102778

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内容説明

「不可能を証明することは不可能。だから、可能性は絶対に否定できない」
「“常識”の多くは根拠が曖昧。そんな常識が可能性をつぶす」
「“根性”は自分をどれだけ追い込めるかという話で、他人に強いられるものではない」
「やるべきは、“自分探し”ではなく、“自分試し”」etc.

本書は“そよ風”のような気持のよい自然な風を実現した扇風機「The GreenFan」、
“感動のパン”が焼けるスチーム技術を使ったトースター「BALMUDA The Toaster」などの
大ヒット製品を生んだ「バルミューダ」寺尾玄社長の哲学をまとめたものだ。

その哲学は“世の中にない製品”を生み出すバルミューダの「反常識」の考え方であり、
顧客から“熱狂的”な愛され方をしている「バルミューダ」ブランドの秘訣でもある。
ここには、厳しいビジネスの世界でも戦える「『売れない』を覆す力」がある。

人生や仕事を大きく変えるヒントも詰まっている。
語られる寺尾氏の哲学は18テーマ。
「可能性」「常識」「夢」「失敗」「決断」「大人」「コア」「根性」「比較」
「言葉」「伝える」「信頼」「時間」「楽」「苦」「協力」「仲間」「未来」。

どれも人生や仕事における「本質的」なテーマであり、
寺尾氏の視点は「今のままでいいのか?」と私たちの心に突き刺さる。

「もっと自分の人生を自由に、強く生きろ」

そんなメッセージを強く感じられる本書は、
忙しすぐ手気持ちが沈んでいる人、もっと勇気を持ちたい人に“効く”だろう。
ぜひ一つひとつのテーマを「自分ならどう考えるか」と置き換えながら読んでほしい。

目次

【01 可能性】「不可能」を証明することは不可能 世界は「可能性」で満ちあふれてる
【02 常識】「可能性」をつぶすのは常識 常識に負けず、「やりたいこと」を貫け
【03 夢】私にとっての「夢」は「目標」というより「義務」
【04 失敗】「失敗」は誰しも怖いが「可能性を試した結果」でしかない
【05 決断】決断は「自由の行使」 高校2 年で出した退学届
【06 大人】失うものは大きい “大人”にはなりたくない
【07 コア】変化に適応するために自分の“コア”を知る
【08 根性】昨今、毛嫌いされがちだが「根性」は人として大切な要素
【09 比較】流行や競合他社に興味はない 「普遍的な喜び」を追求
【10 言葉】人類最強の発明は「言葉」 それを心に刻み、使いこなす
【11 伝える】「最初の15秒」が肝心 相手に「ビジュアル」をイメージさせる
【12 信頼】「嫌われたくない」なんて考えるな 大事なのは「信頼」されるこ
【13 時間】時間は「あまりない」 1つの作業を限りなく“短く”する
【14 楽】「楽」は正反対の2つの意味を持つ 私は「ラク」を100% 捨てている
【15 苦】苦しいときは「距離」を置き 考え抜いて対策を導き出す
ほか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

57
「The GreenFan」「BALMUDA The Toaster」「BALMUDA The Light」など従来の発想でなかった商品。いくら高価格でも感動するものは売れることを証明した。その社長へのインタビューを18のテーマに分けて掲載。なにしろ17歳で高校中退して世界を放浪し、父親も前々からまだ学校に行ってるのかと言うくらいのぶっ飛ぶ存在。常識に捉われず「可能性は誰でも持っていて、いつでも自由に使うことができる」「可能性と常識は光と闇」という考え方。日本の社会にもっとこんなスーパーポジな人がほしい。2019/08/18

♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤

41
読みともさんのレビューをみて興味をもった1冊。家電業界を席捲する「バルミューダ」を生んだ寺尾玄社長の哲学を18のテーマにまとめたもの。「私は行こうと思ったらどんな場所にでも行けるし、何者かになりたいと思ったら、何でもなれる」「何らかの社会的ムーブメントを作りたい」「ラクなときはたいてい楽しくないし、楽しいときはたいていラクではない」などの言葉が印象に残る。寺尾さんはただものではないなあ。2019/09/23

ぐっち

20
バルミューダの社長・寺尾氏へのインタビュー。高校中退で社長ってどういう人生?と思って手に取った。高2のときの「進路確認アンケート用紙」の「将来どんな職業に就きたいか」という質問に「書いてはいけない」と思って退学したらしい。うちの息子も今高2。もしも「進路書きたくないから、高校中退してヨーロッパを放浪してくる」と言われたとしたら、自分だったら「そうかわかった」とは言えないなあ~。バルミューダのトースターも、泊まった民宿に置いてあったときは喜んで試してみたが、自分では高くてやっぱり買えないでいる。2021/02/20

tetsubun1000mg

8
扇風機、トースター、炊飯器などでブレイクした「バルミューダ」創業者寺尾玄氏との対談集。 以前寺尾さんの自伝を読んだが、高校中退して海外放浪、ミュージシャンをめざし活動するも芽が出ずやりたいことを探しているうちにPC冷却ファンを開発してスタート。 波乱万丈な人生から荒々しい、俺についてこいのイメージでしたが本書を読むと変わってきました。 アップルのスティーブ・ジョブズの自伝を読んでいたので近いものを感じたが、性格ではなく商品を企画・開発するときの考え方が似ているように思いました。自分が欲しくなるものを作る。2019/10/22

しおうり

3
寺尾さんの発言、考え方は至ってシンプルで腹落ちすること多し。スーパーポジは難しいが、ポジレベルの「強さ」を持った人間に成りたい。2019/08/15

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