内容説明
船頭として生計をたてる南町奉行所元定町廻り同心の沢村伝次郎は、親しくしている「川政」の船頭・佐久次が死体で見つかったと知らされる。町方は水死と睨んでいるが、佐久次の親方である政五郎は死因に不審を抱く。政五郎、そして、同様に不審死を遂げた松倉屋伊右衛門の息子からも探索を依頼された伝次郎は調べ始めるが……。絶好調シリーズ、待望の第14弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
47
剣客船頭「別れの川」14巻。今回は、二件の不審な水死探索を依頼され調べ始める船頭伝次郎さん、ますます裏同心の顔になるが、千草さんと世帯を持って欲しいですね。2016/10/12
ひさか
1
2016年5月光文社文庫刊。書下ろし。知合いの政五郎に不審死の調べを依頼され。地道な調べが3/4辺りまで続き、残りの1/4で一気に解決へと向かう。伝次郎のとった解決方法が、予想もしない方法で、ちょっとびっくりしました。そういえば、前巻でもそういう方向を示唆する感じが、ありました。今回は直截過ぎて、伝次郎らしくないかなと、いや、こういうのも確かにあるわなと考え込んでしまいました。次巻が楽しみです。2016/06/28
goodchoice
1
伝次郎も船頭より元同心としての動きのほうが生き生きとしている感じがする。そろそろ千草と一緒になってもいいのでは。2016/06/22
kikimimi86
0
☆32017/10/19
犀門
0
#096★★★★☆2017/06/01