光文社文庫<br> 涙の万年橋~剣客船頭(十七)~

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光文社文庫
涙の万年橋~剣客船頭(十七)~

  • 著者名:稲葉稔
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 光文社(2017/08発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334774868

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内容説明

元南町奉行所の定町廻り同心で、いまは船頭を生計にしている沢村伝次郎。殺しの件で伝次郎にしつこく話を聞いていた岡っ引きの元七が何者かに殺された。北町奉行所の定町廻り同心は伝次郎を下手人と疑う。一方、千草がふとした縁で人助けしていた浪人夫婦の仇討ちの手伝いもすることに――。江戸情緒溢れるなかで謎解きも満喫できる、傑作シリーズ第十七弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

97
剣客船頭「涙の万年橋」17巻。新米同心に翻弄されるも最後は花を持たせる流石は伝次郎さん、浪人夫婦の仇討ちもしっかり手伝い良かったですね。2017/11/04

ひさか

3
2017年6月光文社文庫刊。書下ろし。シリーズ17作目。毎度おなじみのおせっかい伝次郎の捕物、人情話で、マンネリだけど面白い。2017/07/31

アニータ

2
嫌な岡っ引きと同心が登場してきたが、殺されてしまいました。嫌われ者のようでしたが、そのうち心を入れ替えて伝次郎と付き合っていくようになるのかなと思ったのですが。ただ、同心のほうはこれまでの来し方を改めるようです。伝次郎の一喝が効いたのでしょう。2021/05/19

Suzu

2
剣客船頭シリーズ第17弾。千草は地べたに座り、これといって大して価値もなさそうなものを広げ売っている暗い影を宿した女性を見ていた。そこで気前良く買っていった気障な男が数日後殺された。それを調べていた岡っ引きも殺される。そしてこの暗い影の女性は喘息を患う亭主と一緒に息子の敵討ちのため行徳から江戸に出てきていた。伝次郎が人を小馬鹿にしたような中村に言ってやった言葉が気持ちいい。「人は操り人形じゃない。心で接してこそ人は動く」全くだ。分かったか、この馬鹿者が。と鼻息荒くしたとこで次巻に進む。2019/07/06

藤よい

1
いつも通りの展開でした。 このシリーズ、もう17巻もでていることに驚きました。

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