内容説明
南町奉行所の定町廻り同心を辞め、いまは船頭として生計を立てる沢村伝次郎が、同心時代に小者として使っていた音松が殺しの疑いで捕えられた。冤罪を訴える音松の疑いを晴らすべく、疫病神と言われていた浪人の殺しを調べ始めたが、真の下手人を追い詰めたとき、伝次郎の身にも危機が迫る。シリーズ史上屈指の剣戟と人情話が詰まった待望のシリーズ第十六弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
99
剣客船頭「油堀の女」16巻。今回もあっちこっちと忙しく立ち回る伝次郎さんですが、安定感があるので良いですね。いよいよ引越しですか、次巻も楽しみにしておりますよ。2017/03/24
アニータ
2
かつて伝次郎が使っていた手先、音松に下手人の疑いがかけられます。大番屋でかなり手ひどい扱いを受けますが、伝次郎を信じて踏ん張ります。音松の伝次郎に対する信頼の厚さが伝わってくる回でした。 それにしても間違って捕まえて拷問までして「すまなかったな」ですませてしまうもんなんですね。根っから悪い人ではなさそうですが。2021/04/19
犀門
2
#079★★★★☆稲葉稔を読むキッカケになったこのシリーズも暫く読まないうちに第16巻に。調べてみたら、間の6〜7冊を読まずに来てしまった。急いで図書館に手配せねば。2017/05/08
ひさか
2
2017年1月光文社文庫刊。シリーズ16作め。いつものおせっかいパターンで事件解決。タイトルは安易すぎる。2017/03/02
goodchoice
1
もうこのシリーズも16巻という事で、登場人物も安定していて読みやすい。以前の仇討ちといった大きなテーマがないので、全体に緊迫感に欠ける気がする。2017/03/20
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