内容説明
東京下町にひっそりとある、居酒屋「ぼったくり」。名に似合わずお得なその店には、旨い酒と美味しい料理、そして今時珍しい義理人情がある――。全国の銘酒情報、簡単なつまみの作り方も満載! 旨いものと人々のふれあいを描いた短編連作小説、全編書き下ろしの第4巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yunemo
362
レシピ本+αと考えれば、これほどいい教材はないのかも。自身を含めて、この種の書に、何故にここまで入れ込めるのか、との想いあり。今現在のトレンドに、昭和レトロがあるとの話あり、まさに嵌っているのでは。時代は現在、でも人の心意気はタイムスリップした状況。いろんな意味で、郷愁を感じさせられる作品。まあ単なる人情物語と捉えてしまえばそれだけかも。食は人の天なり、との他作品、ゴチャゴチャ考えながら読了したのが事実。とはいえ、SCの最終形が出てこないことには、状況変化後の姿が作れないのでは。あまりイライラさせないで。2015/10/24
ナイスネイチャ
258
今回は「休肝日」がありました。その章が一番面白かったかな。ショッピングセンターも次回作持ち越しでどうなることやら・・。2015/12/24
しんぺい
227
要との関係がチョット進展。外堀から埋められていくのかな。スーパー呉竹はどうなるんだろう。次回も期待。2016/10/26
紫 綺
225
シリーズも安定の4巻目。前振りの「スーパー呉竹」の話は完結せず、少々モヤッと。たぶん、ああなるんだろうな、という予測をしながら、今回も美味しそうな料理と酒に、程よく酔った。2015/11/18
冴子
189
相変わらず美味しそうな日本酒と料理が並ぶなぁ。愛知県の蓬莱泉はなかなか入手できないので、是非飲んでみたいし、義侠純米酒も是非!日本酒好きには堪らないシリーズ。油揚のジャコマヨネーズは試してみよう。昨夜は早速しっかり潰したポテトサラダを作りました。新しいショッピングセンターのこの先が気になるし、要さんとの先行きもね。2017/02/26