内容説明
東京下町にひっそりとある、居酒屋「ぼったくり」。名に似合わずお得なその店には、旨い酒と美味しい料理、そして今時珍しい義理人情がある――。全国の銘酒情報、簡単なつまみの作り方も満載! 旨いものと人々のふれあいを描いた短編連作小説、全編書き下ろしの第3巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yunemo
447
やっぱり良かったです。単なるレシピ本との見方もできるのでしょうが。ただ一品一品に気持ちがこもる、食したい気持ちがますますつのります。あわせて食に合う飲、この絶妙さがたまりません。ただ、一人当たり単価は、一日の売り上げは、等々、極めて現実的な想いも強まります。これでほんとにやっていけるの。「現実を忘れ料理と酒を楽しむ」、「旨い酒だから飲む、旨いから食べる」そこに人情という味付け、これはたまりません。いろんな人の想い、切ない辛い想い出、上塗りするんじゃなくて、一つの付箋としておく、いつでも剥がしたり重ねたり。2015/03/10
ナイスネイチャ
245
もう安心して読めますね~。日本酒が多く登場して、涎ものでした。早く続編でないかな?2015/09/05
たんぽぽ
213
1、2巻同様、ご近所にこんな店が欲しいと強く思う。 人との関係をわずらわしく思う昨今と異なり、昭和チックで濃密な人間関係が存在するどこかの街を探したくもあり、探したくもなし…。相変わらず料理が美味しそう。2015/04/13
yanae
211
ぼったくり三冊目。今作も安定感あり楽しみました。相変わらずごはんが美味しそう。チキンのパリパリ焼きのコツが書いてあったからおうちでやってみよう。今回は要と美音の関係はあまり進まずだったけど、他の常連同士の仲がいっそう良くなったような。テニスいったり、お店の人とお客さんとのこういう関係憧れるな。今回も様々なお酒が登場。私はあまり飲めないけど、飲みやすい発砲日本酒チャレンジしてみたいな。次も楽しみ(o^-^o)2017/09/19
桜父
208
今回の「ぼったくり」は春夏秋冬を通して、季節の料理を出す回でした。「牡蠣のベーコン巻」「芋煮」「ロールキャベツ」「恵方巻」等々・・・料理に合いそうな酒もたくさん出て来て、どれも飲んでみたい物ばかりで困りました。「美音」と「要」との間は進展が無いけれど、ゆっくり進んでほしい所です。常連さんの中でも徐々に動きがあり、「ウメ」さんの親友「シイ」ちゃんを探して再会した話は良かった。次巻は「シイ」ちゃんが出てくるかな?楽しみにしたい2015/07/18
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